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医療情報51

医療情報50

20120910~

「人食いバクテリア」感染急増、昨年1・6倍に

読売新聞 9月20日(木) 配信

 筋肉を覆う「筋膜」が手足で壊死(えし)したりする「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の患者数が昨年、前年の1・6倍に増えたことが、国立感染症研究所のまとめで分かった。

 今年はさらに増加傾向を示している。2日以内に死亡する例も多く、同研究所は、傷口の消毒などによる予防や早期治療を呼びかけている。

 菌自体はありふれているが、まれに重症化。38度以上の発熱や傷口の痛みが起き、さらにショック症状や肝不全、腎不全を発症する。筋膜や脂肪の組織が壊死して、手や足の切除が必要になることもあり、「人食いバクテリア」とも呼ばれる。3-4割が死亡する。

 同研究所によると、2010年の患者は123人(うち死者36人)だったが、昨年は198人(同73人)に急増。今年は9月上旬までに176人に達し、昨年の同時期より23人多い。60歳以上の男女と30歳代の女性の発症が多いが、増加の原因は分かっていない。

国内最年少の脳死肝移植 劇症肝炎の1カ月未満男児

共同通信社 9月20日(木) 配信

 千葉県内の病院で脳死判定された30代男性からの臓器移植で、国立成育医療研究センター(東京都世田谷区)は20日、劇症肝炎の生後1カ月未満の男児に肝臓移植を実施したと発表した。脳死者から提供された肝臓の移植を受ける患者としては国内最年少という。

 30代男性は蘇生後脳症で、臓器移植法に基づく脳死判定を受けた。脳死移植は法施行後190例目。肝臓は分割され、名古屋大病院で肝不全の50代女性と同センターで1カ月未満の男児に移植。センターでの移植手術は7時間余りで終了した。

統合失調症に関わる遺伝子解明

読売新聞 9月20日(木) 配信

 統合失調症の発症に関わる神経の機能異常と、それに関わる遺伝子を、滋賀県立成人病センター研究所の谷垣健二専門研究員たちが明らかにし、「トランスレーショナル精神医学誌」に発表した。統合失調症の新薬開発につながる研究として注目されている。

 脳には、興奮性と抑制性の神経細胞があり、統合失調症の患者は抑制性の神経細胞の一部に異常があるとの報告がある。また、22番染色体にわずかな欠損があると、統合失調症が起きる割合が高くなることも知られている。

 谷垣さんたちは、この部分にある遺伝子群を取り除いたマウスを使い、精神症状を起こさせた。これに抑制性の神経細胞の働きを補う「ブレタゼニル」と「SL651498」という物質を投与したところ、精神症状が治まった。さらに、欠失領域にあるCOMTという遺伝子を脳に導入したところ、抑制性の神経細胞の働きがうまく調節され、精神症状も治まった。

肝臓難病の遺伝子特定 発病に関わる2種類

共同通信社 9月20日(木) 配信

 厚生労働省の指定難病「原発性胆汁性肝硬変」で、日本人患者の発病に関わる2種類の遺伝子を特定したと長崎大と東京大、国立病院機構などのチームが20日付の米専門誌電子版に発表した。

 原発性胆汁性肝硬変は小さな胆管が炎症で破壊され、胆汁が肝臓にたまることで起こる。重症化すると肝不全になり、移植が必要となる。患者は全国で5万~6万人と推定され、中高年の女性に多い。遺伝子の特定により、チームは「根本的な治療法の開発が期待される」としている。

 チームは全国の患者約1300人と健康な約1100人で、遺伝子配列の個人差を比較。患者では、免疫に関わる「TNFSF15」と「POU2AF1」という遺伝子に変異がある人が多いことが分かった。これらの遺伝子が過剰に働いてリンパ球の一種が大量に作られるなどし、自分の胆管を攻撃すると考えられるという。

 欧米人を対象としたこれまでの研究では、この病気に関する遺伝子が21種類見つかっていた。今回の2種類は欧米人の発病に関わっておらず、発病に関係する遺伝子が日本人と欧米人で異なることが分かった。

※米専門誌はアメリカン・ジャーナル・オブ・ヒューマン・ジェネティクス

iPS細胞 日米で新特許 創薬などに応用 京都大

毎日新聞社 9月19日(水) 配信

iPS細胞:日米で新特許 創薬などに応用--京都大

 京都大は18日、人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作成技術に関する特許が日本で1件、米国で3件成立したと発表した。従来のものだけではなく、類似の遺伝子を使ったiPS細胞の作成技術の特許が認められ、より包括的な特許権が確立したという。日本での特許は4件目、米国での特許は6件目。

 京大iPS細胞研究所によると、iPS細胞は、体細胞に特定の遺伝子を導入して作成するが、分子構造が似た「遺伝子ファミリー」を使っても作成が可能だ。今回、遺伝子ファミリーを用いた作成手法と、この手法で作成されたiPS細胞を創薬などに使うことの特許が認められた。日本で作成されるiPS細胞の8割程度をカバーできるという。

 米国での3件は、米バイオベンチャー企業「アイピエリアン」から昨年、譲り受けた技術などに特許が認められた。米国での研究や創薬などをめぐり、京大の権利が及ぶ範囲が広がるという。

 記者会見した山中伸弥所長は「再生医療や創薬などの応用研究に力を尽くしたい」と話した。【五十嵐和大】

ビール原料、筋肉老化抑制 寝たきり防止期待、徳島大

共同通信社 9月20日(木) 配信

 ビールの原料のホップに多く含まれる「プレニル化フラボノイド」が、寝たきりの原因になる筋肉の老化を抑えるとの研究結果を徳島大の寺尾純二(てらお・じゅんじ)教授(食品機能学)のチームがまとめ、20日付の米オンライン科学誌プロスワンに発表した。

 今回の動物実験の結果をヒトにあてはめると、筋肉の老化を防ぐにはホップの乾燥粉末では毎日1キログラム、ビールに換算すると83リットル~2万リットルと大量に摂取する必要がある。寺尾教授は「プレニル化フラボノイドを豊富に含む健康飲料や薬の開発が期待できる」と話している。

 チームは、脚をまひさせ寝たきりのような状態にしたマウスで実験。

 プレニル化フラボノイドを多く含むホップが入った餌と、ホップを含まない餌を2週間与えた結果、ホップ入りを食べたマウスの方が筋肉量の低下が抑制された。プレニル化されたフラボノイドの方が、そうでないフラボノイドよりも、まひした脚の細胞に約10倍多く蓄積し、効果を示しやすいことも確かめた。

 プレニル化フラボノイドは、宇宙の無重力空間や、けがをして手や脚などを長く固定されて起きる筋肉の萎縮の抑制にも有効という。チームは健康飲料の開発などにつながるとしている。

母娘間の子宮移植を実施 スウェーデンで世界初

共同通信社 9月19日(水) 配信

 【ロンドン共同】スウェーデンのイエーテボリ大は18日、世界初となる母から娘への子宮移植手術を16日までに2件行ったと発表した。手術は特段の問題なく終わった。

 同大によると、移植を受けた2人の女性はいずれも30代。1人は過去にがんの手術で子宮を摘出し、もう1人は先天的に子宮がなかった。手術後、2人の体調に問題はないという。

 子宮を提供したそれぞれの母親も体調は良好で、数日後には退院できる見通しだとしている。

日本人研究者が3人…ノーベル賞有力候補者

読売新聞 9月19日(水) 配信

 米国の情報提供会社トムソン・ロイターは19日、ノーベル賞の有力候補者として、東京理科大の藤嶋昭学長(70)ら日本人3人を含む21人を発表した。

 日本人では、生理学・医学賞候補として、細胞同士を接着させる物質カドヘリンを見つけた竹市雅俊・理化学研究所センター長(68)を挙げた。化学賞候補は、新しい光の触媒反応を見つけ、現在の光触媒化学の先駆けとなった藤嶋学長と、金の触媒作用を見つけた春田正毅(まさたけ)・首都大学東京名誉教授(64)。

 同社は、論文が他の論文に引用された回数などを分析し、科学3分野に経済を加えたノーベル賞有力候補を毎年、発表している。昨年までに162人を挙げ、昨年の受賞者9人を含む26人が実際にノーベル賞を受賞している。
日本人研究者が3人…ノーベル賞有力候補者

読売新聞 9月19日(水) 配信

 米国の情報提供会社トムソン・ロイターは19日、ノーベル賞の有力候補者として、東京理科大の藤嶋昭学長(70)ら日本人3人を含む21人を発表した。

 日本人では、生理学・医学賞候補として、細胞同士を接着させる物質カドヘリンを見つけた竹市雅俊・理化学研究所センター長(68)を挙げた。化学賞候補は、新しい光の触媒反応を見つけ、現在の光触媒化学の先駆けとなった藤嶋学長と、金の触媒作用を見つけた春田正毅(まさたけ)・首都大学東京名誉教授(64)。

 同社は、論文が他の論文に引用された回数などを分析し、科学3分野に経済を加えたノーベル賞有力候補を毎年、発表している。昨年までに162人を挙げ、昨年の受賞者9人を含む26人が実際にノーベル賞を受賞している。

千ドルゲノム実現へ 医療利用に弾み

共同通信社 9月19日(水) 配信

 個人のゲノム(全遺伝情報)の医療利用が現実味を帯びてくる解読費用の水準とされた「1人分千ドル(約8万円)」をほぼ実現する機器が近く登場する。米カリフォルニア州のバイオ関連機器メーカー「ライフテクノロジーズ」が開発した。

 人間のゲノム解読が完了した翌年の2004年、米国立衛生研究所(NIH)は1人分の読み取り費用を1千万ドル以上から千ドル以下にするとの目標を設定していた。安価になれば、個人の体質に合った病気の予防法や治療法の開発、利用に弾みがつきそうだ。

 生命の情報を担うDNAは4種類の塩基がつながってできており、人間の場合は約30億対で構成される。同社の読み取り方式は、DNAを多数の小さな断片に切り分けて半導体チップの上に並べ、個々の塩基配列を同時並行で読み取った後、コンピューターで一続きの情報に復元するもの。

 新型の読み取り機と約100億塩基の読み取りに対応したチップが今月下旬に発売される。ただ精度を高めるには数十回分の読み取りが必要で、1人分のゲノムを高精度に解読するには、来年3月に販売を予定している約600億塩基用のチップが必要となる。1人分の費用はチップと試薬で約10万円、所要時間はチップの準備から結果解析まで1日以内という。

がん遺伝子使わずiPS 日米で特許4件、京大 再生医療や新薬促進

共同通信社 9月19日(水) 配信

 さまざまな組織や臓器の細胞になる能力がある人工多能性幹細胞(iPS細胞)を、がんを起こす恐れがある遺伝子を使わずに作る技術に関し日米で4件の特許が認められたと京都大iPS細胞研究所が18日、発表した。iPS細胞を開発した山中伸弥(やまなか・しんや)京大教授らが記者会見し説明。国内で1件、米国で3件、京大の権利が認められた。

 同研究所は公的機関として比較的安いライセンス料で広く使ってもらう考え。再生医療やiPS細胞を利用した新薬の分野で、研究者らが参入しやすくなる利点があり、研究や開発が促進されるとしている。

 iPS細胞は皮膚などの体細胞に複数の遺伝子を導入して作る。当初はがん化の恐れがある遺伝子を使っていたが、現在はこれを使わない手法が主流だ。

 国内で特許が認められたのは、がん遺伝子cMycを使わない手法。同じ仲間だが、がん遺伝子ではないLMycに置き換え、計四つの遺伝子を導入するなどしてiPS細胞を作る。米国でも、このがん遺伝子を除いた三つの遺伝子を使うなどして作製する手法が認められた。同研究所はこれらの特許で、より安全性の高い利用法の開発が進展するとしている。

 こうした手法で作ったiPS細胞を組織などへ分化させる方法のほか、iPS細胞の死滅を抑制する技術なども特許が認められた。

 京大は欧米などで既にiPS細胞作製に関する特許を取っており、山中教授は「国内では作製法の7、8割、米国で5割が特許でカバーできるようになった」と話した。

※人工多能性幹細胞(iPS細胞)

 神経や筋肉、血液など、さまざまな組織や臓器の細胞になる能力を持つ新型万能細胞。通常は皮膚などの体細胞に遺伝子を導入して作る。京都大の山中伸弥(やまなか・しんや)教授が2006年にマウスで、07年にヒトでの作製に成功したと発表。事故や病気で失われた組織や細胞の機能を回復する再生医療、新薬の開発、病気の原因解明への応用が期待される一方で、がん化の恐れなど安全面での課題が指摘されている。

血管の壁で血液減少 腹部大動脈瘤の一端解明

共同通信社 9月18日(火) 配信

 破裂すると大量出血して大半の患者が死亡する腹部大動脈瘤(りゅう)は、大動脈の壁自体の内部を流れる血液が少なくなり、壁がもろくなってできる可能性があることを、浜松医大と島津製作所(京都市)が共同で開発した顕微鏡で解明し14日発表した。

 おなかの大動脈の一部がこぶのように膨らむ腹部大動脈瘤ができる原因はこれまで分かっていなかったが、メカニズムを明らかにすれば、予防や再発防止につながるとしている。

 開発したのは、分子レベルで物質の重さや分布を観察できる「質量顕微鏡」。患者30人について、大動脈瘤ができた血管の壁を観察すると、こぶのない部分に比べ、流れる血液の量が約半分になっていた。大動脈瘤のできた血管の壁に栄養や酸素を供給するための小さな血管には脂質が異常に蓄積して、細くなっていることが分かった。

 同大の瀬藤光利(せとう・みつとし)教授は「大動脈の壁に酸素や栄養が十分に行き渡らず血管の壁がもろくなることが、動脈瘤の形成につながると考えられる。今後、血流を改善する薬が効くかどうかを調べたい」と話している。

寝る子は脳もよく育つ 東北大チーム

共同通信社 9月18日(火) 配信

 睡眠時間の長い子どもほど、記憶や感情に関わる脳の部位「海馬(かいば)」の体積が大きかったことを、東北大の滝靖之(たき・やすゆき)教授らの研究チームが17日までに突き止めた。研究成果は18日から名古屋市で開かれる日本神経科学大会で発表する。

 研究チームによると、うつ病や高齢者のアルツハイマー病患者で、海馬の体積が小さいことが明らかになっており、滝教授は「子どものころの生活習慣を改善することで、健康な脳を築ける可能性がある」としている。

 研究チームは2008年からの4年間で、健康な5~18歳の290人の平日の睡眠時間と、それぞれの海馬の体積を調べた。その結果、睡眠が10時間以上の子どもは6時間の子どもより、海馬の体積が1割程度大きいことが判明したという。

 滝教授は東日本大震災の後、宮城県内の被災者の健康状況も調査しており「十分な睡眠を取れず、ストレスを感じたことが、子どもの脳にどう影響を与えるのか、見ていかなければならない」と話した。

 海馬は大脳辺縁系の古皮質に属し、本能的な行動や記憶に関与する。断面はタツノオトシゴのような形。

たばこの害、全成分を分析…添加物含め詳細に

読売新聞 9月16日(日) 配信

 厚生労働省は、たばこの成分を銘柄ごとに全て分析し、たばこ製造業者に対する規制強化や受動喫煙対策を検討する有識者会議を年内にも発足させることを決めた。

 タールやニコチン以外にも、たばこには香料などの添加物が多く含まれており、全ての成分や、燃焼時の化学変化の結果を調べることで、より正確に健康への影響を把握し、今後の対策に反映させる狙いだ。

 同省が2000年度に成分調査を行った際は、あらかじめ決めた約30種の有害物質に絞った含有量の測定にとどまっていた。今回は成分の全てを分析し、明確でなかった発がん性物質などの含有率データも公表する方向だ。具体的には、日本で消費量の多い10銘柄程度を選び、外部の研究機関にたばこ及びその煙の成分の分析を依頼する。その結果に基づき、有識者会議が検討を行う。

百歳以上、初の5万人超 42年連続増、男女とも最多 10万人比トップは高知

共同通信社 9月14日(金) 配信

 全国の100歳以上の高齢者が過去最多の5万1376人(昨年比3620人増)に上ることが14日、敬老の日を前にした厚生労働省の調査で分かった。42年連続の増加で、5万人を超えるのは1963年の調査開始以来初めて。都道府県別で、人口10万人当たりの100歳以上高齢者数は、昨年まで2年連続1位だった島根を抜き、高知が40年ぶりにトップとなった。

 住民基本台帳を基に15日時点で100歳以上となる高齢者の人数を、都道府県を通じ1日現在で集計した。

 男性は6534人(昨年比372人増)、女性は4万4842人(同3248人増)。男性は32年連続、女性は42年連続で過去最多を更新した。女性の割合は87・3%で過去最高。

 2012年度中に新たに100歳になるのは過去最多の2万5823人(昨年度比871人増)となった。

 国内最高齢は京都府京丹後市の木村次郎右衛門(きむら・じろうえもん)さんで、1897(明治30)年4月19日生まれの115歳。現在、男性の長寿世界一としてギネス認定されている。女性の国内最高齢は川崎市の大久保琴(おおくぼ・こと)さんで、同年12月24日生まれの114歳。

 人口10万人当たりの100歳以上の人数は、全体では40・20人。都道府県別では高知(78・50人)、島根(77・81人)、山口(67・27人)の順で、09年まで37年連続トップだった沖縄は62・88人で5位。一方、最少は埼玉(23・09人)で、次いで愛知(25・49人)、千葉(28・23人)。

 厚労省は「高知などは人口減少が進む中で高齢化している。一方、埼玉などは県全体の人口が増えているため」と分析している。

 100歳以上の人数は、調査を始めた63年は153人だったが、98年に1万人を超えた後、03年に2万人、07年に3万人、09年に4万人を突破した。

規則正しく115年 3度の食事欠かさず

共同通信社 9月14日(金) 配信

 現在、男性の長寿世界一で、国内最高齢の木村次郎右衛門(きむら・じろうえもん)さん(115)は、京都府京丹後市の自宅で長男の妻(83)、孫の妻(59)と3人暮らし。一番の楽しみという1日3度の食事を欠かさず、規則正しい生活を送る。「みなさんに気を付けていただいて、ありがたいです」と話している。

 厚生労働省や市によると、木村さんのモットーは「食細くして、命永かれ」で、長寿の秘訣(ひけつ)も「小食を心掛け、腹八分目」という。

 午前7時~7時半ごろに起き、午後7時半ごろには就寝する毎日。新聞を読んだり、テレビで相撲を観戦したりするのが趣味だったが、今年は猛暑だったこともあり、自室で横になることが多くなった。

 食事や起き上がる時は介助が必要だが、車いすを押してもらって居間まで来ると、おかゆなどを「おいしい」と言いながら食べる。家族の問い掛けにもしっかり答える。

 孫は14人、ひ孫は25人、やしゃご(ひ孫の子)は13人。昨年4月19日の誕生日には男性の世界最高齢としてギネス認定された。今年の誕生日は親族が自宅にお祝いに駆け付け、生後11カ月だったやしゃごをひざに乗せ「ご満悦」の表情に。長寿世界一の心境を「みなさんに愛されまして、口では言い表すことができないほど感無量でございます。サンキュー」とコメントしていた。

 女性の国内最高齢の大久保琴(おおくぼ・こと)さん(114)は、息子とともに川崎市内の高齢者施設で穏やかに暮らす。息子からいろいろな話を聞いたり、飲み物を飲ませてもらったりするのが毎日の楽しみという。

顔立ち決める遺伝子特定 科学捜査にも応用?

共同通信社 9月14日(金) 配信

 【ワシントン共同】目や鼻の位置関係や顔の幅など、人間の顔立ちの大まかな要素を決めている5種類の遺伝子変異を欧米やオーストラリアの研究チームが特定し、13日付の米科学誌プロスジェネティクスに発表した。

 遺伝子と顔立ちの関係をデータベース化すれば、DNAから顔の特徴を推定できる可能性がある。チームは「犯行現場に残されたDNAから犯人の人相を推定する科学捜査が将来は実現するかもしれない」としている。

 チームは、オランダやドイツ、オーストラリアで、欧州に起源を持つ5千人以上を対象にした磁気共鳴画像装置(MRI)の頭部の立体画像データを解析。特定の5種類の遺伝子で塩基配列が一部変わると、目や鼻の距離や位置関係、鼻の高さや幅、左右の頬骨の間の距離といった特徴が変化するのを統計的手法で確かめた。

 チームによると、DNAから目や髪の色を推定する手法は実用化レベルにあるが、顔立ちに関わる遺伝子については詳しく分かっていなかった。

脳内タンパク質減少が一因 統合失調症の認知障害

共同通信社 9月14日(金) 配信

 統合失調症の患者にみられる思考力や注意力の低下といった認知機能の障害が、タンパク質の一種「LHX6」が脳内で減少していることにより引き起こされる可能性が高いことを金沢大などの研究チームが突き止め、14日付の米精神医学誌(電子版)に発表した。

 統合失調症は100人に1人の割合で発症。幻覚や妄想といった症状に対する治療薬は存在するが、認知機能障害には有効な治療法が確立されていない。LHX6の働きを明らかにすることで治療法の開発につながる可能性があるという。

 チームは、認知機能の中枢を担う脳内の「前頭前野」と呼ばれる部分に着目。米国の脳バンクを利用し、統合失調症の患者42人と精神疾患にかかったことがない42人の前頭前野を比較した。

 その結果、患者20人の前頭前野でLHX6の量が平均で約22%減少しており、さらに認知機能の調節で大きな役割を持つ神経細胞の分子も32~46%減少していることが判明した。

 LHX6にはこの神経細胞の発達を促す働きがあることから、前頭前野でのLHX6の不足が神経細胞の働きを悪化させ、一部の患者の認知機能に障害を起こしているとみられる。

※米精神医学誌は「アメリカン・ジャーナル・オブ・サイカイアトリー」

東京・RSウイルス感染症 早くも大流行

毎日新聞社 9月14日(金) 配信

RSウイルス感染症:早くも大流行 /東京

 乳幼児を中心に、毎年冬に流行するRSウイルス感染症の患者が都内で急増している。9日までの1週間で都内260の定点医療機関を受診した患者は、03年の調査開始以来、過去最多の317人(1定点当たり1・22人)に上る。都は乳幼児に熱やせきなどの症状が出た場合、早期の受診を呼び掛けている。

 RSウイルスは、せきやくしゃみで出たウイルスを含むしぶきを吸い込んだり、手を介して目や口に接触して感染する。大半は軽症で治まるが、乳児は重症化しやすい傾向がある。流行時期が早まった理由は不明だが、都は「風邪の症状が見られる幼児は登園を控えてほしい」と話している。【佐々木洋】

〔都内版〕

ES細胞移植で聴覚回復 英の大学、ネズミで成功

共同通信社 9月13日(木) 配信

 さまざまな細胞に成長する胚性幹細胞(ES細胞)からつくった細胞で、耳を聞こえなくしたネズミに聴覚を回復させる実験に成功したと、英シェフィールド大などのチームが12日、英科学誌ネイチャー電子版に発表した。

 聴覚は聴神経が一度失われると元に戻らないとされるが、幹細胞からつくった細胞を移植して回復させる再生医療につながると期待される。

 チームは、人のES細胞から、耳の奥(内耳)にあって音の振動を感知する有毛細胞に似た細胞と、その刺激を伝える聴神経に似た細胞をそれぞれ作製。薬剤で聴神経などを損傷して聴覚を失わせたネズミの耳に移植した。

 細胞を移植して10週後、脳波の検査で聴覚の反応を調べると、ネズミの聴覚は、失う前の半分程度にまで聴覚が回復したことが分かった。

 難聴の再生医療では、神経幹細胞を移植して有毛細胞に成長させる実験や人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使うものなど、さまざまな研究が進められている。

神経細胞 脳の軸索伸長に必須物質 奈良先端科技大が発表、再生医療応用へ

毎日新聞社 9月12日(水) 配信

神経細胞:脳の軸索伸長に必須物質 奈良先端科技大が発表、再生医療応用へ

 脳の神経細胞が他の神経細胞に信号を送る細長い突起(軸索)が伸びるのに必要不可欠な役割を果たすたんぱく質があるのを、奈良先端科学技術大学院大(奈良県生駒市)の稲垣直之准教授らの研究チームが突き止めた。神経の再生医療への応用につながる可能性がある。12日付の米科学誌「ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス」に発表した。

 軸索は神経細胞同士を結合する手のような役割を持つ。一つの神経細胞から通常は1本だけ伸び、ヒトの場合、長いもので1メートルに達する。先端で細胞膜が広がることで伸びるが、細胞膜の材料となる成分が先端までどのように運ばれるかは分かっていなかった。

 稲垣准教授らはラットの脳の神経細胞に目印となるクラゲ蛍光たんぱく質を組み込み、軸索が伸びる様子を観察した。すると、これまで機能が分かっていなかった「Rab33a」と呼ばれるたんぱく質が細胞膜の成分の輸送経路に沿って広がっていることが判明。Rab33aを増減させると成分の輸送スピードも変わることから、Rab33aが工場から材料を運ぶトラックのような役割を果たしていると判断した。【伊澤拓也】

がん細胞転移 解明の糸口 「成長因子」関与確認

読売新聞 9月13日(木) 配信

県がんセンター研究所 抑制剤開発に期待

 県がんセンター研究所(名古屋市千種区)は、がん転移のメカニズムのうち、がん細胞が移動しやすくなる「上皮間葉転換」が起き、がん細胞が血管内で止まるために必要な「シアリルルイス糖鎖」を備えるという二つのステップが、上皮成長因子というたんぱく質の関与で同時に起こることを、大腸がんを対象とした研究で発見した。転移しやすいがん細胞発生の仕組みを解明する糸口になると期待されている。

 発見したのは、同研究所分子病態学部の佐久間圭一朗主任研究員、青木正博部長と、愛知医科大学先端医学研究センターの神奈木玲児博士の共同研究グループ。札幌市内で19日から開かれる第71回日本癌学会学術総会で発表する。

 最初にできたがんの細胞が、がん組織を離れて血管を移動し、別の臓器に広がっていく転移は、がん根治を困難にする最大の障壁だが、転移のメカニズムは複雑で、未解明の部分が多い。

 今回の研究の対象となった上皮間葉転換とは、がん細胞が動きやすくなる現象で、血管を出入りしたり、臓器に浸潤したりすることができるようになる。シアリルルイス糖鎖は血液中のがん細胞が血管壁に着地するための足にあたり、着地したがん細胞が血管から臓器に入り、転移がんとなる。

 佐久間さんによると、シャーレの中で培養した大腸がん細胞に上皮成長因子の試薬を与え、細胞の栄養分である血清は与えなかったところ、これまで上皮成長因子との関係が示唆されていた上皮間葉転換だけでなく、シアリルルイス糖鎖もつくられていた。

 比較のため、患者から摘出された大腸がんの検体を調べると、がん組織の末端で、正常細胞と接している部分で、上皮間葉転換とシアリルルイス糖鎖の双方が備わり、転移準備が完了したがん細胞が見つかった。

 上皮成長因子は正常細胞、がん細胞のどちらからも分泌される。また、増殖の早いがん組織では、しばしば血流が不足し、栄養や酸素が不足しがちになる。佐久間さんは「そのような環境が、がん細胞にシャーレの中と同じような変化を引き起こしている可能性がある」という。

 佐久間さんは「今回の発見をきっかけに転移の分子メカニズムを解明し、それらの分子を標的とした転移抑制剤を開発したい」と話している。

甲状腺がんリスク50年後も 未成年時の被爆者を調査

共同通信社 9月13日(木) 配信

 広島、長崎の原爆投下の際、未成年で高い線量で被爆した人が甲状腺がんにかかるリスクは被爆から50年以上たっても高い状態が続くとする研究結果を日米共同の研究機関「放射線影響研究所」(広島市、長崎市)のチームがまとめ、12日までに国際対がん連合(本部・ジュネーブ)の専門誌に論文を発表した。

 研究では、被爆時に未成年だった人が、成人だった人より甲状腺がん発症のリスクが高いとみられることもあらためて裏付けられた。

 放影研は、被爆で受けた放射線量に比例し、甲状腺がんの発症リスクが増加すると仮定して統計解析し、10歳時に被爆して1シーベルトを受けた人の60歳時の発症率は、受けた線量がほぼゼロと考えられる被爆者と比べて約2・28倍との結果が出た。

 今回の研究は、寿命調査を続けている被爆者のうち10万5401人を対象に、1958~2005年の間に甲状腺がんを発症したかどうかを追跡。発症が確認された371人について、被爆時の年齢や放射線量と甲状腺がんの発症率の関係を分析した。

 その結果、371人中、未成年で5ミリシーベルト以上被爆した人は113人に上り、この中で被爆による放射線が原因の発症は約36%を占めた。一方で、成人だった人では、放射線量が長期間にわたり甲状腺がん発症に影響するという明確な証拠はみられなかった。

 古川恭治(ふるかわ・きょうじ)副主任研究員は「発がんのメカニズムや低線量被ばくでの影響の解明につながると期待できる。追跡期間の長さや規模から、放射線の長期的なリスクを知る上で最も信頼できる情報といえる」としている。

雄の不妊マウスから精子 横浜市大、精巣を体外培養

共同通信社 9月11日(火) 配信

 精子をつくれないマウスから精巣組織を取り出し、精子の形成を促す物質を与えながら培養することで正常な精子を得られたと、横浜市立大の小川毅彦(おがわ・たけひこ)准教授(泌尿器病態学)らのチームが10日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。

 人間の精巣組織の培養は現時点で難しく、今回の成果を臨床応用するにはまだ時間がかかりそう。だが今後、精子形成障害で起こる多くの男性不妊の治療法に発展させたいとしている。

 実験では、精巣内に精子のもとになる精原細胞はあるが、精原細胞に栄養を与えたり成熟を促したりするセルトリ細胞が働かず、精子が育たないように遺伝子を改変したマウスを使用。生後4~11日のマウスから精巣を取り出して2~3ミリの組織片にし、約40日間培養した。

 培養の際、成熟を促すKITLというタンパク質と、その効果を増幅するCSF1というタンパク質を加えたところ、組織の中で精子が育った。この精子を使った顕微授精の結果、生殖能力のある雌のマウスが生まれたことから、正常な精子であることも確認できたという。

肥満促す遺伝子発見 欠損マウス低体重 群馬大と東京医科歯科大のグループ

毎日新聞社 9月7日(金) 配信

肥満:促す遺伝子発見 欠損マウス低体重--群馬大と東京医科歯科大のグループ /群馬

 群馬大と東京医科歯科大の共同研究グループは5日、「ALK7」と呼ばれる遺伝子が脂肪を蓄積させる働きがあることを突き止めたと発表した。この遺伝子の活動を抑制することができれば、肥満症やそれに伴う代謝異常の改善、合併疾患の予防につながるという。8月28日付の米国学術専門誌「ダイアベティス」電子版に掲載された。【奥山はるな】

 研究グループは、肥満症の遺伝的要因に着目してマウス実験を実施。生後20週間の時点で、ALK7の一部が欠損したマウスと正常なALK7を持つマウスを比較したところ、欠損マウスの体重は正常マウスより約2割軽かったことが判明した。また、欠損マウスの方が、脂肪分解酵素の働きが良い▽血糖値が上がりにくい▽血糖値を下げるインスリンの効き目が良い――などの特徴があった。

 群馬大生体調節研究所の泉哲郎教授によると、肥満症で肥大した脂肪細胞はさまざまな生理活性物質を分泌、血糖値が上がりやすく、インスリンの効き目が悪いといった状態をつくり出す。今回の実験では、ALK7が肥満状態で活性化、脂肪分解酵素を抑制することも明らかになり、研究グループは、正常なALK7は脂肪細胞に脂肪を蓄積する機能を持つと結論づけた。

 泉教授は「肥満の遺伝的要因を解明し、糖尿病や高血圧などの発症の仕組みを明らかにする手がかりになる」としている。

ミカン皮が脳神経守る 松山大、脳梗塞治療に期待

共同通信社 9月10日(月) 配信

 ミカンなどかんきつ類の皮に含まれる有機化合物に、脳の神経細胞を守るタンパク質を増やす働きがあることを松山大薬学部のチームが8日までにマウスで突き止めた。

 脳梗塞で起きる脳神経の機能障害を遅らせる治療薬の開発につながる可能性があり、チームの古川美子(ふるかわ・よしこ)教授(神経化学)は「愛媛県特産のミカンに見つかった新しい力を役立てたい」と話している。成果は9月中にも国際学術誌ニューロサイエンス・レターズに掲載される予定という。

 この有機化合物はヘプタメトキシフラボン。チームはこれを液状にしてマウスに5日間投与した。その後、脳の血管を詰まらせて、脳の断面を分析。すると、記憶をつかさどる海馬で、神経細胞が傷つくのを防ぐタンパク質「脳由来神経栄養因子」が、投与しなかったマウスよりも約3・5倍増えていた。

 チームはこのタンパク質が増えることで脳梗塞後に死滅する細胞が減り、機能が維持されるとみている。ただ、ヘプタメトキシフラボンはミカンの皮の成分の多くて約0・025%と微量で、皮を食べても効用はないという。安全性を確認し、人で有効か検証する方針。

 古川教授らは脂になじむ物質は脳に到達しやすい性質があることから、油分の多いミカンの皮に注目した。「間引きしたミカンや廃棄品を活用したい」としている。

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