新骨粗鬆症とは
新骨粗鬆症
骨粗鬆症といえば
カルシウム不足で骨がスカスカというイメージが浮かびますが,最近カルシウムがたっぷりで骨がスカスカでは
ないのに,骨折しやすい人がいる新型骨粗鬆症が解ってきました.
この新型骨粗鬆症になりやすいタイプの人は,2200万人
実は骨の中で最も骨粗鬆症になりやすいのは,背骨で、一度骨折すると死亡率8倍にもナルトのこと.
骨密度が高くても骨折
骨密度が70%を下回ると骨粗鬆症と判定されます.
それが、骨密度が119%もあっても骨折する事例があります.
それも本人は自覚症状がありませんでした.
骨に重要なのは?
同じ骨密度でぎっしり詰まっていても機械的に強度を測る機会にかけると,あっさり折れてしまうものと,しなやかにしなる骨がありました.重要なのは,しなやかさです.
その原因は?
骨のしなやかさを構成しているのは,みなさんよくご存知のコラーゲンです.骨は,半分をカルシウムであとの半分をコラーゲンが無数に繊維を張り巡らせ、その間をカルシウムが埋めて今す.
このコラーゲンのハリを構成する成分が骨のしなやかさを生み出しています.このハリを
高血糖による過剰な血糖がハリの中に入り込んで,ベタベタと固く
ガチガチに固めてしまい,骨はしなやかにしなることができず,折れやすくなってしまいます.
動脈硬化も同じようにしなやかさをなくします.
対策としては?
運動が一番です.ウオーキングやスクワット等の体重の負荷をかけた運動が重要ですが,運動を十二分にできるように鍼灸治療が重要
です.鍼灸で気血の流れを改善して,痛みをなくして軽やかに体を
動くようにします.背骨や骨盤,足に負荷のかかる運動ができるように.
食事での予防
食事では,高血糖を避けるため,カロリーの管理をしっかりし,動脈硬化を予防するために,コレステロールを低めにします.
また、大切な栄養素は,ビタミンb6とb12と葉酸です.ビタミンb6は,よいはりを作るために必要です.マグロの赤身,さけ、かつ
お,鶏ささ身,大豆等です.ビタミンb12と葉酸は,不足すると悪いはりが増えてしまいます.
ビタミンb12が多く含まれるのは,さんま、いわし,あさり,シジミ、ハマグリなど。葉酸は,ブロッコリー,ほうれん草,春菊,枝豆,アスパラガス等です.
これらの食事をバランスよく取ることが重要です..