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20110523~

「放射線怖い」…外で運動せず・野菜を食べず、がん予防逆行も

2011年5月29日 提供:読売新聞
喫煙・飲酒はるかにリスク
 福島第一原発の事故以来、放射線の発がんへの影響について不安が広がっている。日々の生活の中でどう対処したらいいか迷う場面もあるが、知っておきたいのは、発がんの原因は放射線以外にも様々あること。被曝(ひばく)を減らそうとする行動が逆に、発がんのリスクを高めるおそれもある。(中島久美子)
 発がんは、様々な生活習慣と深い関係がある。国立がん研究センター予防研究部長の津金(つがね)昌一郎さんは、事故後、これまでの研究をもとに、生活習慣と放射線の発がんリスク比較を整理しなおした=表=。発がんリスクとは、ある要因があることで、その要因がない場合と比べて何倍がんになりやすいかを表す数値だ。
 表で示した発がんリスクのうち、生活習慣に関するものは、国内11か所の40-69歳の住民(約14万人)を10-15年、放射線は、広島・長崎の被爆者(約10万人)を40年、追跡調査したデータがもとになっている。
 放射線の影響では、100-200ミリ・シーベルトの被曝をした5527人のうち、がんになったのは968人。被曝していない人と比べると、被曝により過剰にがんになったのは75人で、発がんリスクは、1・08倍だ。
 100ミリ・シーベルト未満でも発がんは増えたが、差がわずかで、被曝による増加かどうかわからなかった。福島原発による一般住民の累積被曝量は、現時点で、発がんの影響が不明な100ミリ・シーベルト未満のレベルと推測される。放射線医学総合研究所(千葉市)の試算では事故後約1か月間の大人の累積被曝量は東京では約0・12ミリ・シーベルトだ。
 生活習慣で、最も発がんリスクが高いのは喫煙。喫煙者(2万3261人)で、がんになったのは1704人。喫煙による過剰な発がんは665人で、発がんリスクは1・6倍だった。
 津金さんは「不必要な被曝は無いに越したことはないが、今、心配される被曝量は、喫煙や飲酒といった生活習慣の差による発がんの確率よりずっと少ないのは明らか」と話す。
 心配のあまり、家に閉じこもり運動不足になったり、野菜の摂取を控えて野菜不足になったりすると、かえってがん予防から遠ざかる結果を招きかねない。生活習慣は、心臓病や糖尿病などの発症にも関わる。
 津金さんは「喫煙や野菜不足などの生活習慣を改善すれば、がん以外の病気の予防にもつながり、より大きな効果が期待できる」と話している。
 被曝回避は当然の心理
 自分で選べる喫煙や飲酒といった生活習慣と、人災による放射線被曝では、リスクの種類が異なる。
 筑波大学講師の上市(うえいち)秀雄さん(認知心理学)は「人間は、リスクの大小だけの単純な比較で行動するわけではない。その中身によって受け止め方、対処法は異なってくる」と指摘する。
 今回の事故による被曝のように〈1〉何の利益もない〈2〉自ら選んだわけではない〈3〉生命に関わる影響がある--場合は、たとえ発がんリスクが相対的に低くても、イヤだと感じ、なるべくゼロに減らしたいと思うのが人間の心理だという。
 上市さんは、「事故の影響を心配し、個人として被曝を減らす行動をとるのは、ごく当然のこと。一人ひとりが、信頼できる様々な情報を集めて、よく考えた上で、自分にとって最も心が落ち着く行動をとることが大切です」と話す。

大腸菌被害で計10人死亡 独、EUは拡大を警戒

2011年5月30日 提供:共同通信社
 【ベルリン共同】ドイツ保健当局は29日までに、同国で腸管出血性大腸菌「O104」による感染者が相次ぎ、これまで計10人が死亡したことを明らかにした。スペインから輸入されたキュウリなどが感染源との見方を強め、両国が調査を進めている。
 今月に入りドイツで、腸管出血性大腸菌の感染が急拡大。欧州メディアによると、スウェーデンやデンマーク、英国、フランス、オーストリアでも感染の報告があり、欧州連合(EU)は、被害拡大を警戒している。
 ドイツでは、死亡者のうち2人が、出血性の下痢などを引き起こす溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症していた。同国では約300人がHUSを発症しており、欧州の他国と比べ突出している。
 日本の焼き肉チェーン店「焼肉酒家(やきにくざかや)えびす」の集団食中毒事件でも、腸管出血性大腸菌が原因となっている。

ウルフ賞に山中伸弥教授…iPS細胞開発を評価

2011年5月30日 提供:読売新聞
 【エルサレム=加藤賢治】イスラエル・ウルフ財団のウルフ賞授与式が29日、エルサレムの国会内で行われ、医学部門で受賞した山中伸弥・京都大学教授(48)が賞金と賞状を授与された。
 山中教授は米マサチューセッツ工科大のルドルフ・イエーニッシュ教授との共同受賞で、様々な細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)を開発、医療の新たな可能性を開いたことが評価された。
 山中教授は記者団に、「iPS細胞技術は発展途上で、実用化に向けた課題もあるが、受賞は大きな励みになる」と話し、難病に有効な薬の開発、実用化を目指して研究を続けると述べた。
 ウルフ賞は、科学や芸術分野の功績者に1978年以後毎年贈られている。医学と物理、化学の3分野では過去の受賞者の3人に1人がノーベル賞を受賞しており、ノーベル賞の行方を占う有力材料と目されている。日本人ではノーベル化学賞の野依良治氏、物理学賞の小柴昌俊氏がウルフ賞を授与されている。

安全簡便にiPS細胞作製 がん化回避に微小RNA 大阪大、ウイルス使わず

2011年5月27日 提供:共同通信社
 がん化の危険を招くウイルスを使わず、マイクロ(微小)RNAという物質を使う安全で簡便な方法でヒト人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作ることに大阪大チームが成功した。26日付米科学誌セル・ステム・セル電子版に発表した。
 iPS細胞はさまざまな組織や臓器の細胞になる分化能力があり、特定の遺伝子などを皮膚や脂肪など分化が進んだ体細胞に導入して作る。導入には通常、ウイルスをベクター(運び役)として使うが、遺伝情報を傷つけてiPS細胞ががん化する懸念があり、安全性向上が課題だった。
 チームの森正樹(もり・まさき)教授は「世界で最も安全な手法だと思う。細胞にマイクロRNAを振り掛けるだけで簡便。臨床応用しやすく、創薬やヒトへの投与、臓器や組織再生も視野に入ってくる」と話す。山中伸弥(やまなか・しんや)京都大教授が2006年に開発したiPS細胞とほぼ同質で、「mi-iPS(ミップス)細胞」と名付けた。
 RNA(リボ核酸)は細胞内でタンパク質合成に関わる。マイクロRNAはタンパク質を作らないRNAの一種で、遺伝子の働きの調整に関与すると考えられ、数千タイプが知られている。
 チームはiPS細胞や、同じくさまざまな分化能力を持つ胚性幹細胞(ES細胞)で多く検出される六十数タイプを抽出した。2年がかりで絞り込んだ「200C」「302」「369」の三つを組み合わせ、脂肪細胞に振り掛けるとiPS細胞ができた。短く微小なマイクロRNAが脂肪細胞に取り込まれ、働いたと考えられる。
 ただ、作製の効率は、山中教授が最初に作ったiPS細胞と同じか、やや上回る程度という。
※iPS細胞
 神経や筋肉、血液などさまざまな組織や臓器の細胞になる能力がある新型万能細胞。山中伸弥(やまなか・しんや)京都大教授が2006年にマウスで、07年にヒトでの作製成功を発表した。事故や病気で失われた組織や細胞の機能を回復する再生医療や、病気の原因解明、新薬開発への利用が期待される。自身の体細胞から作れば本人に移植しても拒絶反応は起きないとされるが、米国チームは今年5月、マウスでは起きたと報告した。受精卵を壊して作る別の万能細胞「胚性幹細胞(ES細胞)」に比べ、iPS細胞は倫理的問題は少ないとされる。

識者談話 新しいアプローチ増えた

2011年5月27日 提供:共同通信社
 理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹(ささい・よしき)グループディレクターの話 ゲノム(全遺伝情報)を傷つけずにiPS細胞を作る方法は既に10ほど知られており、革新的な話というのではなく、新しいアプローチが一つ増えたということ。ただ、従来の手法と異なり、遺伝子の働きを抑制する方法なので基礎研究として面白い。今後、臨床応用にはiPS細胞の質を高めることが重要だ。ES細胞のような細胞の完全な「初期化」ができるかどうかが課題で、それによって、どんな方法で作製されたiPS細胞が実用化に向け選択されていくか決まるだろう。

作製効率や分化に課題

2011年5月27日 提供:共同通信社
 【解説】再生医療での本格的な利用が期待される人工多能性幹細胞(iPS細胞)のヒトへの応用に向けては、iPS細胞の作製効率向上や、目的とする組織や臓器の細胞に確実に分化させる技術の開発など、課題は依然横たわっている。
 大阪大チームの作製効率は、京都大の山中伸弥(なかやま・しんや)教授が最初にiPS細胞を作った時とほぼ同じ0・1~1%程度と低い。
 米国ペンシルベニア大チームの作製法も、マイクロRNAを使うが、作製効率は大阪大チームの10~20倍。ただ、がん化の恐れがあるウイルスベクターも使っているのが難点だ。
 山中教授らのチームは細胞の自死や増殖停止を導く遺伝子を人工的になくした皮膚細胞を使い、効率を最大20%まで高めることに成功。また、細胞を培養する容器内を低酸素状態に保つことで、同様に効率は高まった。
 一方、iPS細胞は胚性幹細胞(ES細胞)に比べると一部の遺伝子が働かず、「多能性に限界がある」との指摘もある。作製方法の違いにより生じるiPS細胞自体の"質"も問われそうだ。

親権の最長2年停止新設 改正民法成立へ 児童虐待対策を強化

2011年5月27日 提供:共同通信社
 親の虐待から子どもを守るため、親権を最長2年間停止する制度の新設を柱とした民法等改正案が27日午前の参院本会議で全会一致で可決、成立した。来年4月に施行される予定。病気の子どもに治療を受けさせない医療ネグレクト(放棄)や、入所施設からの子どもの連れ戻しなどを想定。親の権限を抑制し、虐待に迅速、柔軟に対処できるよう強化する。
 改正前の親権喪失制度は、期限を定めずに親権を奪うため親子関係への影響が大きく、申し立てをためらうケースがあると指摘されていた。
 今回の制度は、親族や検察官らのほか、子ども本人や未成年後見人も家庭裁判所に申し立てることを可能とし、認められれば最長2年間親権が停止される。状況が改善されれば、親や親族は親権停止の取り消し請求ができるが、改善されなければ延長も可能。
 子どもを保護し、財産を管理する後見人は従来1人だったが、負担が重いとして法人や複数で務めることを認める。しつけのため親が子どもをしかることができる懲戒権は「子の利益のため」との要件を加え、虐待との区別化を図った。
 児童福祉法も改正され、児童相談所長や児童養護施設の施設長らの権限を、緊急の場合は親の意向よりも優先させて、一時保護中や入所中の子どもを監護、教育できるとした。
 このほか、夫婦が協議離婚する際の子どもとの面会交流や養育費に関して子どもの利益を最も考慮して決めるとの規定を盛り込んだ。
 審議では衆参両院の法務委員会で、虐待防止に向けて親権の一部を制限する制度や、離婚後の共同親権導入など親権を全面的に検討するよう求める付帯決議も採択した。
※親権
 未成年の子どもを養育する父母の権利と義務で、民法に規定されている。具体的には監護教育権や懲戒権、財産管理権などで構成される。父母が結婚している場合は双方が親権者で、離婚の際はどちらか一方を親権者に決める。親権の乱用には親権喪失宣告を家庭裁判所に請求できる。虐待で緊急に子どもの安全確保を図る必要があれば、家裁の審判前に保全処分を求めることもできる。

「救済の道広がる」と現場 親の更生も重要

2011年5月27日 提供:共同通信社
 相次ぐ児童虐待から子どもを守ることを目的とした改正民法などが27日、成立した。親の親権を最長2年間停止し、施設長の権限を優先させるのが柱。親の存在を「壁」と感じてきた福祉の現場は「子どもを救う道が広がった」と歓迎する一方、専門家は「親の更生も重要」と指摘する。
 東日本のある児童福祉施設に入所する男児に虐待が発覚したのは数年前。通っていた保育園の職員が、背中に複数のあざを見つけた。通報を受けた児童相談所の調査で、精神的に不安定な母親による虐待と判明。今も親元に帰りたいかと尋ねられても「うん。でも...」と言葉を詰まらせる状態が続いている。
 入所当初から内臓の機能が弱かった男児は、病状の悪化で約3年前から外部の病院に入院。慣れ親しんだ施設に戻り、職員や友達と過ごすのは月数回、体調が良い時の週末だけで、両親の面会も数えるほど。最近、医師から「臓器移植しか回復の見込みがない」と診断され、ドナーを待つ日々という。
 病院は移植手術の説明をする機会を設けようとしたが、両親は「都合が悪くなった」などと何度もすっぽかした。何とか口頭で同意を得たが、施設長は「一刻を争う事態になって急に両親が翻意し、手術を拒否しないか心配だった。法改正で対応しやすくなった」と明かす。
 法改正の背景には、従来の親権喪失が「親権を将来にわたって奪うため、その後の親子関係の改善が難しくなる」との声があった。
 最高裁によると、2008~09年に全国の児相所長が家裁に親権喪失を申し立てたのはわずか12件。一方、関東弁護士会連合会が07年に児相所長に実施したアンケートでは、回答があった38人のうち31人が、親権停止申し立て権限が認められた場合は「利用したい」。
 福祉の第一線には課題を指摘する声もある。ある施設長は「親権停止を、自分の意思に反したことと受け止める親と、施設側の対立が深まるのでは」と懸念する。
 元児相所長の津崎哲郎(つざき・てつろう)花園大特任教授は「親権を停止しても親が自ら、わが子と再び一緒に暮らしたいと思うようにならなければ、結局は親権喪失を検討せざるを得ない。停止期間中に、虐待を繰り返す親を更生させる仕組みづくりが必要だ」と話している。

##親権より、子どもの人権が最優先されるべきである。アメリカは、少し過剰に運用されているきらいはありますが。

人間の皮膚から神経細胞…iPS細胞使わず成功

2011年5月28日 提供:読売新聞
 人間の皮膚細胞から、様々な細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)を経ずに、神経細胞に直接変化させることに、米スタンフォード大の研究チームが成功した。
 皮膚などの細胞から目的の細胞を直接つくる「ダイレクト・リプログラミング」と呼ばれる技術だが、人間の神経細胞ができたのは初めて。
 iPS細胞で懸念されるがん化の危険性を減らせる可能性があり、再生医療や創薬への応用も期待される。27日の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
 チームは昨年、マウスの皮膚の細胞に3種類の遺伝子を加えることで、神経細胞に変えることに成功していた。
 次の段階として、難しかった人間の細胞のダイレクト・リプログラミングを実現させるため、神経細胞への変化を促す働きがある20遺伝子に着目。従来の3遺伝子に「NeuroD1」を加えた4遺伝子を、人間の皮膚細胞に導入したところ、2週間後から神経細胞と同じような形に変化した。5週間後には神経細胞に特有な遺伝子が働いていることを確認した。
 ダイレクト・リプログラミングは主にマウスで研究が進んでいるが、人間の細胞でも血液の元になる細胞を作ることに別のチームが成功している。

「ヒ素で生きる細菌」に反論続々…米誌が特集

2011年5月28日 提供:読売新聞
 【ワシントン=山田哲朗】米航空宇宙局(NASA)などのチームが昨年12月、生命活動に必須のリンの代わりに、猛毒のヒ素を利用して生きる細菌をカリフォルニア州のモノ湖で発見したと発表したことについて、米科学誌サイエンスは27日、この結論に疑問を投げかける8本の論文を電子版で発表した。
 いずれの論文も、「ヒ素はデオキシリボ核酸(DNA)中では不安定」「生命活動に利用しているのではなく体内に取り込んだだけ」などと問題点を指摘、実験の過程でヒ素が混入した可能性なども挙げている。
 これに対し、NASAチームは反論する論文を同誌電子版に掲載。実験方法が適切だったことを詳しく説明し、「全体を考えても、やはり当初の結論が最も合理的な説明」としている。

難病患者4割が無収入 生活実態、初めて調査 厚労省

2011年5月29日 提供:毎日新聞社
難病患者:4割が無収入 生活実態、初めて調査--厚労省
 原因が分からず完治が難しい難病患者のうち、4割以上が無収入の状態にあることが、厚生労働省の初の調査で分かった。また無職者のうちの約4割も在職中に発症して退職しており、調査を担当した国立保健医療科学院は「難病患者の経済環境が厳しい上、就労のサポートが不十分な実態がある。企業の理解を求め、離職防止に取り組む必要がある」と指摘している。
 調査はパーキンソン病や筋無力症などの難病患者32団体を通じて昨年10月、主に首都圏在住の5000人に調査票を送り、2203人から回答を得た(回収率44%)。国が難病患者の生活実態を調べるのは初めてで、今後実施する本格的な調査の予備調査として行った。
 調査によると、所属世帯で難病患者本人に「収入がある」のは57・1%で、「収入なし」は42・9%だった。
 また、仕事をしているかどうかの設問では、全体の約6割が「収入のある仕事をしていない」と回答した。
 無職になった経緯を問う設問では、31・8%が「在職中に発症し、離職」していた。「発症して休職し、職場復帰したが、離職した」人も7・9%に上り、合わせると4割近くが職を失ったことになる。
 同院は「一般と同様、離職すると世帯収入が落ち込む傾向が出ている」と指摘。有職者でも発症後に転職した人が19%おり「難病患者の経済支援を考える上で、就労支援は不可欠」と分析する。
 難病患者の就労問題に詳しい独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構障害者職業総合センターの春名由一郎研究員は「難病の中には症状が安定しにくい病気も多く、仕事を続ける上で職場の理解は不可欠。難病患者が安定して働き、収入を得られる環境をつくるべきだ」と指摘している。【蒔田備憲】
##私もこの難病患者のひとりになるのでしょうか。仕事はしてはいますが。

被ばく250ミリシーベルト超の恐れ 東電社員2人 甲状腺に放射性ヨウ素 福島第1原発事故

2011年5月30日 提供:共同通信社
 東京電力は30日、福島第1原発事故の作業に当たった男性社員2人が、今回の事故対策に限って引き上げられた被ばく線量限度の250ミリシーベルトを超えた恐れがあると発表した。内部被ばく線量を詳しく調べ、外部被ばくと合わせた線量を確定する。
 東電は「結果的に数百ミリシーベルトになるかもしれない。ただ、(放射性物質の排出促進などの)緊急時医療が必要という段階ではない」としている。2人から自覚症状の訴えはなく、21日までの健康診断では特に問題はなかったという。2人は30日に放射線医学総合研究所(千葉市)で健康診断を受ける。
 2人は30代と40代で、3、4号機の運転員。23日の測定で、2人の甲状腺に取り込まれた放射性ヨウ素131が7690~9760ベクレルと、ほかの人に比べ10倍以上多かった。取り込んだ時期が早ければ、被ばく線量が総計で250ミリシーベルトを超えている可能性がある。外部被ばくは約74~89ミリシーベルト。
 2人は3月11日の地震当日から中央制御室や免震重要棟、屋外などで作業していた。甲状腺への放射性ヨウ素の取り込みを防ぐヨウ素剤を13日に服用していたという。東電は同様の作業をしていた作業員約150人についても調査をする。
 これまで200ミリシーベルトを超える被ばくが判明しているのは、3月24日に3号機タービン建屋の地下で、たまった汚染水に両足を漬けて被ばくした東電の協力会社の作業員2人で、240・8ミリシーベルトと226・6ミリシーベルト。
 緊急時作業の被ばく線量の上限は100ミリシーベルトだが、厚生労働省は今回の事故に対応する作業員に限り、上限を250ミリシーベルトに引き上げた。
※ヨウ素131
 ウランの核分裂によって生成され、原子力施設の事故により環境中に放出される代表的な人工放射性核種の一つ。半減期は約8日と比較的短いが、体内に取り込まれると甲状腺に沈着、蓄積し、甲状腺がんや甲状腺機能低下症になる危険性が高まる。あらかじめ非放射性のヨウ素剤を服用しておくと、甲状腺への沈着を防ぐ効果がある。

##この作業員がどのくらい原発の知識があるのか、情報を聞いているのかわからないが、アメリカなどが早い時期にヨウ素剤を飲むように支持しているのに、一度しか飲んでいないし、放射線量計を身につけていないというのは、原発事故に対する東電の対応が問われる。

背景に偏見、不安も てんかん無申告運転 「キャッチアップ2011」

2011年5月30日 提供:共同通信社
 小学生6人が死亡した栃木県鹿沼市のクレーン車事故など、運転手が持病のてんかんを免許更新時に申告せず、事故を起こすケースが相次いでいる。日本てんかん協会関係者は「責任感の欠如」と批判する一方、患者が病気を隠す場合、背景には周囲の偏見や車のない生活への不安もあると指摘する。ある患者は「病気への社会の理解は足りない」と訴えた。
 ▽相談4倍
 「とんでもないことをしてくれた」。同協会栃木県支部の鈴木勇二(すずき・ゆうじ)事務局長は鹿沼市の事故で起訴された柴田将人(しばた・まさと)被告(26)への憤りを隠さない。発作を起こしたのが原因とみられている。
 同支部によると、全国のてんかん患者は約100万人。2002年から発作の恐れがないなどの条件を満たせば運転免許が取れるようになった。申告の必要性を理解していない患者もいるが、多くは薬を服用するなどして問題なく運転、申告ルールも守っている。
 だが、偏見は根強い。事故後「正規に免許を取ったのに運搬業務から外された」など、運転をめぐる患者や家族からの支部への相談が約4倍に。嫌がらせ電話も増えた。
 差別を恐れて臆病になる患者は多い。業務で運転することもある東京都の男性会社員(27)は「仕事を減らされるのが怖いので隠している」。
 数年前、病気の事実が会社の上司に伝わり、運転業務と関係ないのに退職を迫られた横浜市の40代男性は「免許は身分証にもなり、持っていないと『なぜ』と聞かれ、告白すると差別される。病気を知っても冷静に話し合えるほど、社会の理解は深くない」と話す。
 ▽通勤できず
 一方で鈴木事務局長は「症状が重いのに、就労や通勤で不利になるため申告をためらう患者もいる」と心配する。40代で発症した栃木県の男性は発作が頻発し、会社に車で通勤できなくなり退職。自転車で通える就職先がなく「病気を隠したい」と相談を寄せてきた。たしなめて、仕事が見つかるまで生活保護を受けるよう勧めたという。
 国土交通省などによると、てんかん患者にはJR運賃の割引がなく、バスやタクシーの運賃補助も自治体によってばらつきがある。
 静岡てんかん・神経医療センターの久保田英幹(くぼた・ひでもと)医師は、相次ぐ事故で患者の社会参加が規制される事態を危ぶみ「免許手続きを患者に徹底することが重要だが、周囲にも病気を正しく知ってほしい。不当な扱いを受けなければ、自己申告も増えると思う」と話した。
※てんかん患者の運転免許
 2002年施行の改正道交法でてんかん患者の免許取得が可能になった。(1)2年以内に発作がなく、その後も数年間発作が起きないと医師が診断している(2)運動および意識障害の伴わない部分発作しか起きない-などが条件。免許取得や更新の際、規定用紙の「意識を失ったことがある」などの項目にチェックして申告。個別面談で症状を説明し、必要に応じて診断書などを提出、適性の判定を受ける。
※小学生6人死亡事故
 栃木県鹿沼市で4月18日、登校中の小学生の列にクレーン車が突っ込み6人が死亡した。宇都宮地検はてんかん発作が原因として自動車運転過失致死の罪で柴田将人(しばた・まさと)被告(26)を起訴。持病を申告せずに運転免許を取得していた。てんかんを申告せずに事故を起こすケースは続き、同月21日に松江市で車が歩道に乗り上げて2人が死傷、5月10日に広島県福山市で小学生の列に車が突っ込み、4人が重軽傷を負った。

##障害者に対する社会の目は冷たいが、今回の件は、適正に申告して対処していれば、防げたことであるから、重大な責任を問われる。
また、大型車での前方を見ていない、飲酒、今回のような病気による、渋滞の車に突っ込んだり、歩道に突っ込んで死亡させる事故が増えているが、大型車が突っ込めば死亡することは分かりきっているのだから、未必の行為による殺人も考慮するべきである。

子どもは薬物影響大 副作用解明や予測に期待

2011年5月26日 提供:共同通信社
 特定の薬物は、子どもの方が大人よりも脳に取り込まれやすく蓄積もしやすいことを理化学研究所分子イメージング科学研究センター(神戸市)と東京大のチームが初めてアカゲザルで確認し、25日発表した。
 チームは、薬物の副作用の現れ方は年齢差がある場合があるが、薬物の脳への移行が関わっている可能性があるとしている。副作用の原因解明や予測に役立ちそうだ。
 チームは幼少期(生後9カ月)、成熟期(5~6年)のサルに、抗インフルエンザ薬のタミフル、抗不整脈薬を静脈に注射。薬に含ませた炭素を目印に脳内の濃度や取り込まれる速さを陽電子放射断層撮影装置(PET)で調べた。
 濃度はタミフルでは幼少期が成熟期の2・5倍、抗不整脈薬では4・1倍。脳が取り込む速さも、タミフルでは幼少期が1・3倍、抗不整脈薬は2・3倍だった。
 動物実験では、脳から血中に薬物を排出するタンパク質が子どもでは少ないとの報告があり、チームはこのタンパク質との関連を実証したいとしている。理研の高島忠之(たかしま・ただゆき)研究員は「いろいろな薬で実験し、薬を子どもに投与する際の適量を設定できれば」とした。成果は米科学誌に発表した。
※米科学誌はジャーナル・オブ・ニュークリア・メディスン

質感など識別…脳の材質判断機能を解明

2011年5月26日 提供:読売新聞
愛知・岡崎の生理研
 同じ形のコップを見て、ガラス製かプラスチック製かなどの材質を瞬時に判断する脳の働きを自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)の小松英彦教授(視覚生理学)らの研究グループが解明し、25日に発表した。
 論文は、脳機能の働きに関するアメリカの専門誌「ニューロイメージ」電子版に掲載された。
 小松教授らは、金属、ガラス、石、皮革、布など材質の違う9種類についてコンピューターグラフィックスで全く同じ形のモノを作った。これを男性2人、女性3人に見てもらい、機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)などを使って記録。脳の血流の違いを分析し、脳のどの部分で判断をしているかを探った。
 その結果、後頭部の視覚野(しかくや)と言われる部分で明暗や模様、色などのパターンを識別し、さらに耳の近くにある腹側高次(ふくそくこうじ)視覚野と言われる部分で、光沢や透明度、柔らかいなどの質感のイメージ判断を加えて、具体的な材質を割り出していることがわかった。
 これまでの研究で、モノの形を判別する脳の働きの解明は進んでいたが、脳のどの部分が作用して材質の判断をしているかは、ほとんど明らかになっていなかったという。
 小松教授は「研究がさらに進めば、床がぬれていたり、柔らかかったりしても、瞬時に判断して、それに対応しながら歩けるロボットの開発などに結びつく可能性がある」と話している。

(福井)がん細胞 立体増殖に成功

2011年5月26日 提供:読売新聞
 福井大などの研究チームは、がん細胞を立体的に増殖させる技術を開発したと発表した。格子状の微細な“足場”を下に敷くことで、がん細胞が平たく広がらず、体内と同じように丸い塊になりやすくした。体内に近い状態でがん細胞が増殖するため、抗がん剤の効き目などを確かめやすく、新薬開発に役立つという。
 格子はプラスチック製で、一つの格子の大きさは1万分の5ミリ四方。格子を足場にして立体的に動き回れるようになり、がん細胞が丸い塊状に増殖しやすい。塊の高さは、細胞10-20個分の約0・2ミリになった。
 36種類のがん細胞の培養実験では、がん細胞が活発に移動するなど、転移や増殖と同じような動きを確認できたという。研究チームには、放射線医学総合研究所(千葉市)も参加しており、同研究所の吉井幸恵研究員は「今後はあらゆる化学物質を使い、がん治療の効果を確かめる実験をしたい。がんの特効薬の開発につながれば」としている。
 研究結果をまとめた論文は26日、世界的な学術誌「バイオマテリアルズ」電子版に掲載される予定。

紹介ない患者負担見直しも 大病院での初診で民主 「社会保障と税」

2011年5月26日 提供:共同通信社
 民主党の「社会保障と税の抜本改革調査会」(会長・仙谷由人代表代行)は25日、社会保障と税の一体改革をめぐる党の社会保障制度改革案で、紹介状なしで大病院にかかった患者の初診料負担見直しや介護予防の充実などを加え、最終案を取りまとめた。
 26日の拡大政調役員会に報告し、30日に開かれる政府の社会保障と税の一体改革に関する集中検討会議で提言する予定。
 大病院の初診時負担見直しは、診療所の紹介状なしで受診した場合、新たな上乗せ支払いを求め、難病患者などの負担軽減策の財源とする方向。必ずしも大病院での治療を必要としない患者を診療所に導き、役割分担を促進する狙いもある。
 また、介護が必要な高齢者に心身機能や生活機能の維持を図るため、リハビリテーションを重点的に提供する考えなどを新たに盛り込んだ。
 改革案ではこのほか、消費税を財源とする最低保障年金と所得比例年金からなる新年金制度の骨格や、後期高齢者医療制度の廃止方針を提示している。

天然痘ウイルスさらに3年間保存延長 WHO総会で合意

2011年5月26日 提供:共同通信社
 [ジュネーブAP=共同]世界保健機関(WHO)は24日の総会で、米国とロシアで厳重な管理の下に保存されている天然痘ウイルスをさらに3年間保存を延長することで合意、2014年にウイルス保存について再度協議することになった。
 米国は、天然痘ウイルスについてさらに研究が必要であり、現在保存されているウイルスは生物兵器に利用されるのを防ぐためにも役立つとして、さらに保存期間を5年延長するよう主張した。しかし、早急に廃棄すべきだとの意見の国も多く、2日間にわたる討議の末、3年延長で妥協が成立した。

腸管出血性大腸菌で初の死者 ドイツ北部ハノーバー、前例のない流行

2011年5月26日 提供:共同通信社
 [ベルリンDPA=共同]1週間前から腸管出血性大腸菌EHECが原因の食中毒が続出している問題についてドイツ北部ニーダーザクセン州保健当局者は24日、州都ハノーバー近郊の病院に5月半ばから入院していた83歳の女性患者1人が死亡したことを明らかにした。EHECが原因の死者が報告されたのは初めて。
 北部ブレーメンの病院でも若い女性患者がEHECで死亡した可能性があり、当局が調査中という。
 感染者は北部各地の広い地域に散らばっており、人から人への感染が起きている可能性は低いという。北部シュレスウィヒ・ホルシュタイン州だけで感染者は200人に達しており、微生物学者は「こういった流行は歴史的に前例がない」としている。
 調査団は野菜作物に散布する液体肥料が感染原因との疑いを強めているが、食中毒者に共通する食品の特定はできていないと認めている。医師は食材をよく水に洗うよう呼び掛けている。EHECの菌は60度のお湯で少なくとも5分間熱すると死滅するという。

カイコからフィブリノゲン 世界初、ウイルス混入ゼロ

2011年5月25日 提供:共同通信社
 医薬品開発会社の免疫生物研究所(群馬県藤岡市)は24日、血液を固める作用のあるタンパク質「フィブリノゲン」を、遺伝子組み換えカイコから生産することに成功したと発表した。同社によると、カイコによるフィブリノゲン生成に成功したのは世界初。
 止血などに用いられるフィブリノゲン製剤は人の血液から製造されるため、C型肝炎などのウイルスが混入するリスクがあり、一部の製剤による感染被害で薬害肝炎訴訟も起きた。同社は「カイコを使えばウイルス混入の恐れがない上、血液由来の製剤より安価な製造が期待できる」としている。
 日本製粉との共同研究で、カイコの遺伝子にフィブリノゲンを発現する人の遺伝子を組み込み、繭に分泌されたフィブリノゲンを抽出する仕組み。免疫生物研究所は、安全性の確認などで実用化には3~5年かかるとみている。今後、繭を大きくしたり、抽出の効率を上げたりして生産量の向上を図る。

10年度は18人預け入れ 熊本の赤ちゃんポスト

2011年5月25日 提供:共同通信社
 親が育てられない子どもを匿名で受け入れている慈恵病院の「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」について、設置を許可した熊本市は25日、2010年度に新たに18人の預け入れがあったと公表した。
 預け入れ人数は09年度に比べ3人増で、07年5月の運用開始以来、合計75人となった。
 10年度の内訳は男児3人、女児15人。熊本県内から3人の預け入れを運用後初めて確認したほか、県外からは九州が5人、関東と近畿が各3人、中国地方が1人だった。残る3人は不明。
 生後1カ月未満の新生児が12人で、生後1カ月から1年未満の乳児が2人。当初受け入れを想定していなかった生後1年以上の幼児も4人いた。
 18人のうち3人は預け入れ後、再び保護者に引き取られた。虐待の痕跡などの刑法上問題となるケースはなかった。
 母親の年齢は判明分で10代が4人、20代と30代が各5人、40代が1人。母親の婚姻状況は「既婚」と「未婚」が各7人で「離婚」が1人など。
 預け入れの理由(複数回答可)は「未婚」と「生活困窮」が最多の7件で「パートナーの問題」の5件が続いた。

心臓幹細胞で心疾患治療 小児で世界初、岡山大

2011年5月25日 提供:共同通信社
 岡山大病院(岡山市)は24日、先天性の心臓疾患がある1歳の女児に、心筋になる能力がある「幹細胞」を本人の心臓から採取し、再び心臓に戻して心筋を再生させる移植治療を実施し成功したと発表した。同病院は、心臓幹細胞を使った小児への治療は世界で初めてとしている。
 病院によると、女児は左右の心室のうち、一つが正常に発育しなくなる機能的単心室症。
 通常は複数回の手術で全身に血液が回るように修復していくが、心機能が改善しないケースもある。3月30日にこの修復手術をした際に女児の心臓組織から幹細胞を採取。体外で培養して増やし、4月26日にカテーテルで心臓の冠動脈内に戻した。
 自分の細胞のため拒絶反応もなく、移植後1週間で退院。5月24日の検査では心筋重量が約4グラム増え、心臓の収縮機能が10%程度回復した。
 心臓幹細胞を用いた心臓治療は成人では臨床試験が進んでいるが、小児ではなかった。
 実施した佐野俊二(さの・しゅんじ)教授は「子どもの細胞の再生能力は高い。続けていけば、心臓移植せざるを得なくなるまでの期間を長くする治療につながる」と話した。今回は臨床試験の1例目。さらに子ども6人に実施する予定。

子供のぜんそく発症に関連 環境省が排ガス調査

2011年5月25日 提供:共同通信社
 環境省は24日、自動車の排出ガスによる大気汚染と、ぜんそくなどの呼吸器疾患との関連について、2005年度から調査してきた「そら(SORA)プロジェクト」の結果をまとめた。
 それによると、小学生は排ガス暴露が多いほどぜんそくの発症率が高くなることが分かったが、どのくらい発症率が高くなるかといった関連性の程度は明確にできないという。幼児と成人については、主要な解析結果からはぜんそく発症との関連が認められなかった。
 調査は05~09年度、交通量の多い幹線道路がある関東、中京、関西の三大都市圏で幼児約6万人、小学生約1万2500人、成人約11万人の計約18万2500人に実施。窒素酸化物(NOx)などを指標に、個人がどの程度排ガスにさらされるかを推計し、症状と突き合わせて検討した。
 小学生は幹線道周辺と少し離れた地区の学校計57校の協力を得て追跡調査。初年度は質問票で「急に胸が苦しくなったことがあるか」などを尋ねたり、血液調査も行った。
 調査結果の公表を受けて記者会見した「全国公害患者の会連合会」(東京)の大場泉太郎(おおば・せんたろう)事務局長は「国による医療費助成などの制度をつくってほしい」と訴えた。

病院・鉄道は電力使用制限の例外…政府が決定

2011年5月25日 提供:読売新聞
 政府は25日、東京電力と東北電力の管内で工場など大口需要家向けに今夏発動する電力使用制限令について、公共性の高い医療施設や交通機関など約30分野を「昨夏より15%削減」という原則の例外にすると決めた。
 削減率は分野に応じて10%、5%、0%の3段階とする。東日本大震災の被災地にある公共機関や事業所も例外扱いするなどして、市民生活や経済活動への影響を最小限に抑える。政府が25日午後、発表する。
 一部の施設・地域は、電力制限の適用除外とし、無条件で昨夏並みに電力が使用できるようにする。具体的には、救急患者の治療を行う医療施設や増水時の排水施設、災害救助法で設置された避難所や、福島第一原子力発電所事故で設定された警戒区域と計画的避難区域、緊急時避難準備区域などだ。

ユッケ食中毒菌汚染源、濃厚になった大和屋

2011年5月25日 提供:読売新聞
 焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」(金沢市)の集団食中毒で、横浜市青葉区の系列店で回収されたユッケ用もも肉に付着していた大腸菌O(オー)111の遺伝子型と、富山、福井両県の死者4人からの検出菌が一致したことで、汚染肉が卸元の食肉加工卸業者「大和屋商店」(東京・板橋)で切り分けられるなどして各店舗に納入されたことが濃厚となった。
 県警などの合同捜査本部は、横浜市の肉が加工された先月13日に汚染肉が扱われた可能性があるとみて特定を進めるとともに、大和屋での衛生管理について詳しく調べる。
 捜査関係者などによると、大和屋では作業日に、肉の加工開始前と終了後に施設内を殺菌している。先月13日に加工された横浜の肉に付着していたO111の遺伝子型が、死者4人の菌と一致したため、同じ日に扱われた肉か、一つの塊の肉に付いていた菌が分かれた可能性があるとみている。
 大和屋幹部は、これまでの捜査本部からの聴取で「加熱用肉として納入していた」などとし、菌がつきやすい表面をそぐ「トリミング」や、細菌検査など生食用肉に必要な作業を行っていないことを説明。内臓肉などと加工台を分けず、調理器具も使い回していたことがわかっており、捜査本部では、こうした加工過程が汚染を広げたのではないかとみて、さらに事情を聞く。
 県衛生研究所が各店舗で食事をした患者らの検出菌の遺伝子型を照合したところ、今月2日に福井渕店の6歳男児(死亡)と、砺波店の6歳男児(死亡)ら4人が同じ遺伝子型のベロ毒素2型O111で一致。同23日には、砺波店のこの6歳男児が、同店の70歳女性(死亡)と富山山室店の客1人とも同じだったことがわかった。
 また、同24日には、横浜市の系列店の肉に付着した菌と、砺波店の6歳男児、43歳女性の死者2人を含む患者8人、駅南店(高岡市)の患者2人、同店従業員2人、横浜市の系列店従業員1人の計13人から、同じ遺伝子型で毒素を持たないO111が確認された。43歳女性からは当初、菌自体は検出されなかったが、便を再検査して培養したところ、O111が見つかった。
 O157についても、今月16日に横浜市の客1人と砺波店の患者1人の遺伝子型が一致した。
 今回の調査で検出された毒素を持つ菌と持たない菌は、バーコードのように無数に並んだ遺伝子パターンのうちの1本が異なるだけのため、県は「一致」と判断した。

未開封肉と19人の菌一致 O111の遺伝子型検査

2011年5月25日 提供:共同通信社
 焼き肉チェーン店「焼肉酒家(やきにくざかや)えびす」の集団食中毒事件で、富山県と横浜市は24日、横浜若草台店で回収した未開封のユッケ用生肉と、死者4人を含む客や従業員19人から検出された大腸菌O111の遺伝子型が一致したと発表した。
 このうち死者3人を含む客7人からは、毒素を出し食中毒を引き起こす腸管出血性の菌が確認された。回収した生肉や一部の客から見つかった菌は毒素を出さない「非産生株」だったが、いずれも同じ菌株から分裂したとみられる。
 富山県は、異なる店舗で食事をした患者と未開封の肉から同種の菌が見つかったため、汚染源が店舗納入前の流通段階にあった可能性が強まったとの見方を示している。
 横浜市によると、O111を検出した生肉は東京の食肉卸業者「大和屋(やまとや)商店」が4月13日に加工、同14日以降に出荷した。富山県などによると、食中毒を招いたとみられるユッケ用の生肉も15日以降に納入された可能性が高く、富山県警や警視庁などの合同捜査本部が関連を調べている。
 富山県などによると、これまでの検査で、死亡した男児2人から検出された菌が一致。死亡直後に菌が発見されなかった43歳の女性からも、その後の検査でO111を検出。70歳の女性と合わせ、死者4人の検出菌の遺伝子型が一致した。死者以外の15人は富山県の3店舗で食事した患者12人と従業員2人、横浜若草台店の従業員1人。

エイズ患者、過去最多に

2011年5月24日 提供:毎日新聞社
エイズ:患者、過去最多に
 昨年1年間に新たに報告されたエイズ患者は前年より38人多い469人で、過去最多だったことが厚生労働省のまとめで分かった。新たにエイズウイルス(HIV)感染が判明した人は1075人と前年より54人増えた。一方、検査を受けた人は2年連続で減少。厚労省は「早期発見のための検査が十分浸透していない」と説明し、6月1日から始まる検査普及週間にあわせPRを強化する。

##フリーセックスの蔓延が大きな原因でしょう。初めからのコンドーム装着が裁定の防衛でしょう。

糖尿病治療法確立に光? 幹細胞に過酸化脂質加えるとインスリン分泌促進

2011年5月24日 提供:毎日新聞社
糖尿病:治療法確立に光? 幹細胞に過酸化脂質加えるとインスリン分泌促進 /愛知
 ◇元名大助教授・NPO所長、西垣郁雄さん発表
 がんや動脈硬化を引き起こすとされる過酸化脂質を幹細胞に加えるとインスリンの分泌が促されることを、元名古屋大医学部助教授でNPO「国際生化学研究所」(名古屋市中川区)所長の西垣郁雄さん(85)が突き止め、日本薬学会が発行する英文誌「ジャーナル・オブ・ヘルス・サイエンス」のオンライン版に発表した。88年に名大を退官し、病院の2階を改造した研究所を設立して10年。「糖尿病治療法確立のため研究を続けたい」と意気込んでいる。
 さまざまな細胞の「たね」になる幹細胞。普通の細胞は自分と同じ細胞を作り出す能力しかないが、幹細胞は異なった種類の細胞に変身(分化)もできる。再生医療や細胞医療の分野で注目されている。
 過酸化脂質はコレステロールや中性脂肪が活性酸素で酸化されてできる。がんの発生原因の一つと考えられているほか、動脈硬化症を引き起こすとされる。過酸化脂質は西垣所長の学位論文のテーマであり、なじみのある物質だった。
 インドの大学からの留学生とともに連日数時間、実験や指導を続ける西垣所長。糖尿病患者治療のため、幹細胞をインスリン分泌細胞へ分化させる物質を研究してきた。その過程で昨年初め、マウスの幹細胞に過酸化脂質を添加したところ、糖を加えた場合に比べ、4~5倍のインスリンができることを確認した。1年半かけて論文にまとめた。
 西垣所長は「過酸化脂質は生活習慣病の原因物質で毒物と思われてきたが、薬効があることが分かった。幹細胞はさまざまな可能性を秘めているが、未解明な点も多い。インスリン分泌のメカニズムと過酸化脂質の他の作用を研究し、インスリン注射の負担に苦しむ糖尿病患者の新しい治療法発見につなげたい」と話している。【山田一晶】

非正規雇用に年金拡大 合算制度で負担軽減も 子育て支援で待機児童解消 首相、優先3項目を指示 「社会保障と税」

2011年5月24日 提供:共同通信社
 菅直人首相は23日、社会保障と税の一体改革を議論する「集中検討会議」で、非正規労働者の厚生年金と健康保険への加入拡大など3項目を「安心3本柱」として優先的に取り組むよう検討を指示した。
 このほかは(1)社会保障・税の共通番号制度導入を前提に、医療、介護、保育、障害者制度の自己負担合計額に上限を設ける「合算上限制度」を導入し、低所得層の負担軽減(2)保育所と幼稚園の垣根を取り払う幼保一体化や、保育所整備などに重点をおいた子育て支援強化-。
 首相は、30日に予定されている次回の集中会議で、給付抑制につながる「効率化3本柱」も提示する考えを示した。年金支給の開始年齢引き上げなどが想定されている。「最後の頂上の一番難しい所に差しかかっている」と述べ、6月2日にも社会保障制度改革案をまとめる考えを表明した。
 厚生年金は現在、民間企業の正社員が中心で、多くの非正規労働者が、全国健康保険協会(協会けんぽ)など健康保険も含め社会保険の対象外となっている。首相指示は、非正規労働者を支援し格差の広がりに歯止めをかけるため、中小企業の雇用への影響にも配慮しつつ、加入拡大を図るとしている。
 厚生労働省は、加入要件を(1)労働時間が週20時間以上(2)勤務期間が31日以上-の2点に緩和することで、300万人以上の非正規労働者が厚生年金に加入できると見込んでいる。
 子育て支援をめぐっては、幼保一体化を通じて、希望する全ての保護者に育児サービスを提供、待機児童解消を目指す。医療や介護の自己負担額合計に年収の一定割合の上限を設けることで、低所得層の家計をきめ細かく支援する。
 与謝野馨経済財政担当相は集中会議後の記者会見で、首相指示について「高齢者に偏っていた社会保障の財源を子育てにも回すのは画期的だ」と強調した。

低所得世帯の負担減に効果 合算上限制度で厚労省

2011年5月24日 提供:共同通信社
 厚生労働省は23日、社会保障制度改革で、低所得世帯の医療費や介護費などの負担を軽減するため検討している「合算上限制度」を導入すると、夫婦2人で年収300万円の世帯では、自己負担で5万円の軽減効果があるとする案を示した。
 合算上限制度は、医療費の窓口負担や介護保険、障害者サービスの利用者負担、保育料といった自己負担を世帯で合計して上限を設け、上限を超えた分は公費などで負担する仕組み。具体的な上限設定は今後詰めるが、同省は低所得世帯の負担が減る範囲に合わせるとしている。
 例えば、夫の年収が200万円、妻は100万円で、医療などの自己負担が夫は20万円、妻は15万円とした場合、現行では、この夫婦世帯の自己負担の総額は35万円。
 今回の上限制度を導入し、負担の上限を世帯年収の1割と仮定すると、この世帯の自己負担の上限額は30万円となり、5万円の軽減につながる。差額の5万円は、公費や保険料を念頭に置いた収入から、サービス事業者に支払われる。
 各世帯の所得を正確に把握する必要があるため、導入は、社会保障と税の共通番号制度を実施する2015年以降になる見通し。

保険適用への理解に差 性同一性障害、治療種別で

2011年5月24日 提供:共同通信社
 岡山大大学院保健学研究科の中塚幹也(なかつか・みきや)教授は24日、健康保険適用が認められていない性同一性障害(GID)治療をめぐり実施したアンケート結果を公表、適用すべきだとの回答が治療種別の違いで14~74%と大きく隔たり、理解に差があることが浮き彫りになった。
 保険適用に関し厚生労働省は「有効性や安全性で医療上のコンセンサスがなく、国民の理解も得にくい」と慎重姿勢。これに対し中塚教授はアンケート結果を踏まえ「治療のガイドラインは1997年に制定されており、正当な医療行為。治療の中身によっては一般の人にも十分理解してもらえる」と話している。
 治療種別ごとに見ると、「保険適用すべきだ」の回答は、心の性に体を近づける「ホルモン治療」で74・5%、「手術療法」は68・1%。一方、心は女性だが体は男性の患者が多く希望する「脱毛」は19・4%、「美容整形」は14・1%にとどまった。
 2004年に施行されたGID特例法は、性別適合手術を受けることを前提に患者の戸籍上の性別変更を認めている。
 アンケートは各地で開かれたGIDに関する講演会に参加した教員や一般の男女約千人に実施。うち852人が回答した。

##digの保険適応を考えるのもいいのですが、ごくごく一部の人を対象にする医療行為の保険適応より、鍼灸の大幅な対象疾患の拡大と療要費の増額を希望したい。

死亡3人のO111が一致 焼き肉チェーン食中毒

2011年5月24日 提供:共同通信社
 4人が死亡した焼き肉チェーン店「焼肉酒家(やきにくざかや)えびす」の集団食中毒事件で、砺波店(富山県砺波市)と福井渕店(福井市)で食事し死亡した3人から検出された腸管出血性大腸菌O111の遺伝子型が一致したことが24日、富山県などへの取材でわかった。
 食中毒の原因とみられるユッケ用の肉は東京都板橋区の食肉卸業者「大和屋(やまとや)商店」から4月15日以降、店舗に納入されたことが分かっている。神奈川、富山、福井の3県警と警視庁の合同捜査本部はこの時期、共通する汚染源が流通段階にあったとみて調べている。
 富山県や福井県によると、福井渕店で男児(6)が4月17日に、砺波店では別の男児(6)が同22日に、女性(70)が23日にそれぞれ家族と食事した後、溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症、死亡した。
 これまで両県の検査で、男児2人から検出された菌の遺伝子型が一致、さらに詳しい検査を進めていた。
 砺波店で食事し、その後、死亡した女性(43)から菌は検出されていないが、富山県は血清検査でO111の抗体を検出、女性の感染を確認している。

遠隔医療設備を無償援助 中国政府に旭川医大など

2011年5月24日 提供:共同通信社
 【北京共同】旭川医大(北海道旭川市、吉田晃敏(よしだ・あきとし)学長)などと中国政府は23日、インターネット回線で送信した画像データを見ながら遠く離れた患者を医師が診断できる最先端の遠隔医療システムを、同大などが中国側に無償で提供する協定に調印した。
 中国では都市と農村部の経済格差に伴う医療サービスの格差も大きな問題で、中国政府も遠隔医療の普及を進めている。北京の中国衛生省で同日開かれた調印式に参加した吉田学長は「医療支援に国境はない。今後も中国を応援していきたい」と話した。
 提供されるシステムでは、中国側の拠点となる北京と上海の病院の医師が、それぞれ陝西省神木(しんぼく)県と四川省都江堰(とこうえん)市の病院の患者に対し、診断や手術の指示が行える。また北京と上海の病院は世界最先端の立体ハイビジョン画像を使ったシステムで旭川医大と結ばれ、同大からの支援が受けられる。
 協定では、同大とともにシステムを開発したソニービジネスソリューション(東京都港区)と渋谷メディカル(旭川市)が機器を提供。旭川医大は人材育成や技術支援を行う。無償提供される機器の総額は公表されていない。
 中国衛生省の馬暁偉(ば・ぎょうい)次官は、医療格差解消の必要性を訴えた上で「これまでも遠隔医療を進めてきたが、このような大きなプロジェクトは初めて。(政府も)重視している」と話した。

エコキャップ 発展途上国へワクチン 和歌山・貴志少年野球団、1500個託す

2011年5月24日 提供:毎日新聞社
エコキャップ:発展途上国へワクチン 貴志少年野球団、1500個託す /和歌山
 ペットボトルのキャップ(エコキャップ)を集める活動を和歌山市学童野球の貴志少年野球団(西田嘉平監督、42人)が今年度から始め、まず集まった約1500個を毎日新聞和歌山支局に託した。NPO「e―kotonet」を通じ、収益金でワクチンが発展途上国の子どもたちに送られる。
 保護者たちから活動を聞かされた選手たちは、自宅などで飲んだジュースなどのボトルは回収リサイクルへ。そのキャップは週4回の練習ごとに持ち寄って、グラウンド横の倉庫で保管している。選手たちが通う小学校でも同様の活動を行っているので、どういう経緯でワクチンに換えられるかも学んでいる。
 活動の中心、中川虎大主将(6年)は「僕らの集めたキャップが、貧しい国の子どもたちの命を救えているのはうれしい。東日本大地震があって、普通に野球をできるありがたさが分かるようになったし、世界の子どもが楽しく暮らせるようになってほしい」と話している。【嶋谷泰典】

へこたれました 香山リカのココロの万華鏡

2011年5月24日 提供:毎日新聞社
香山リカのココロの万華鏡:へこたれました /東京
 日本を代表する小説家、芥川龍之介が、詩人の薄田泣菫にあてた未発表書簡が発見された、という記事が新聞に載っていた。
 驚いたのは、書簡を書いた当時、芥川は大阪毎日新聞の社員で、薄田は同社の学芸部長だったということだ。「え、芥川って新聞記者だったの?」とも思ったが、出社はせずに原稿だけ書く、いまで言う「在宅勤務」のような立場だったらしい。
 「いいな、社員なのに出勤しなくていいなんて」とうらやましくなるが、本人はハッピーではなかったようだ。とくに療養先の神奈川県湯河原町から送った絵はがきには、“泣きごと”も記されている。「神経衰弱は中々なほりません」「死ぬほどへこたれました」。芥川は不眠や強い不安、うつなどに苦しんでいたといわれ、はがきを送った6年後に、35歳で自殺を遂げる。
 芥川龍之介が何らかの心の病にとりつかれていたことは明らかだが、その診断名については専門家のあいだでもいろいろな意見がある。「心の闇を目にしていたからこそ、あの作品が書けた」という説もあるが、ここではちょっと違う考え方をしてみよう。つまり、彼ほどの人でも心を病むことはあり、誰かに弱い自分をさらけ出してしまうこともある、ということだ。
 略歴だけ見ると、芥川の人生は輝かしい。東大に在学中に「羅生門」を発表、若くして作家としての名声を確立し、結婚して3人の男児に恵まれる。海外視察をしたり文化学院の講師となったり、エリート文学者の道まっしぐら、という感じだ。しかし、そんな光のあたる人生を歩んでいながらも、芥川の気持ちは晴れ晴れと解放されることもなく、常に自分の心の中の闇にとらわれていたのだ。
 もちろん、私たち凡人にその闇の正体を明らかにすることはできない。ただ、そこからこんなことを学ぶのは許されるのではないか。「そうか、どんなに偉い人でも悩んだり苦しんだりするんだな。私が不安になったり気持ちが落ち込んだりするのもあたりまえだ」「あんまり考えすぎるのはよくないな。もうちょっと毎日を単純に楽しんでもいいんじゃないかな」
 そして、もうひとつ大切なこと。困ったときには、芥川のように先輩や知人、友人に弱音を吐いてもいいのだ。「へこたれました」。私も今度、芥川にならってこの言葉を使ってみることにしよう。

柔道整復師、療養費を不正請求「数千万円に」

2011年5月23日 提供:読売新聞
 大阪府大阪狭山市で整骨院を経営する柔道整復師の男性(65)が、患者の通院日数を水増ししたり、実際には通院していない患者の名義を借りたりして、療養費を不正請求していたことがわかった。
 男性は読売新聞の取材に対し、「1990年頃から行い、数千万円に上る。正規通りの療養費を請求していては経営が成立しないのでやった」と話している。近畿厚生局と府は調査を始め、不正が確認できれば、療養費を健康保険組合などに申請できる「受領委任業務」を取り消す方針。
 男性の説明によると、同院では、患者の通院日数水増しのほか、通院していない患者の名前を借りるなどし、架空の「施術録」を作成。この施術録を基に、虚偽の「療養費支給申請書」を作成し、健康保険組合などに保険請求していた。

細谷医師の映画第2弾、横浜で公開 小児がん征圧キャンペーン

2011年5月22日 提供:毎日新聞社
生きる:小児がん征圧キャンペーン 細谷医師の映画第2弾、横浜で公開
 小児がんと闘う子どもと向き合い続ける聖路加国際病院副院長の細谷亮太医師(63)を追ったドキュメンタリー映画「大丈夫。――小児科医・細谷亮太のコトバ」(毎日新聞社協力)が21日、横浜市中区の「シネマ・ジャック&ベティ」で公開され、伊勢真一監督が舞台あいさつに立った。
 作品は、細谷医師が診療後には毎回「大丈夫だよ」と声を掛け、子どもにあめを渡す姿を、医師の俳句を交えて描いている。
 あいさつした伊勢監督は、やはり細谷医師を描いた前作「風のかたち」と比較しながら、「前作は『死』を想起させる作りだった。今回はそれぞれの患者の『生きる』姿がにじみ出た作品になった」と話した。シンガー・ソングライター、友部正人さんのミニライブもあった。
 6月3日まで。全国各地で自主上映会も予定されている。問い合わせは同シネマ(045・243・9800)。【浅野翔太郎】

出版 「緩和ケア」知るきっかけに 大分・黒木記念病院・江頭部長が「病院だより」

2011年5月23日 提供:毎日新聞社
出版:「緩和ケア」知るきっかけに 黒木記念病院・江頭部長が「病院だより」 /大分
 ◇「病棟だより~愛をひとつまみ」 残された時間を共有する姿描く
 別府市の黒木記念病院の江頭真理子・緩和ケア部長が、末期がん患者や家族らと過ごした日々をつづった「緩和医 江頭真理子の病棟だより~愛をひとつまみ」を出版した。「痛みや呼吸苦を抑える緩和ケアという選択肢を、多くの人が知るきっかけに」と願う。
 佐賀県内の病院に勤務していた約5年前からいろんな思いをブログにつづってきた。
 自分の遺骨を入れるための温かな感じの陶器製骨つぼを注文して亡くなった女性。祖父の最期、高校生の孫が「大好きだったコーヒーで唇を湿らせてもいい?」と尋ね、みんなでコーヒーを口にしてみとった家族。「(死後に)こちらの世界の様子を見に来たら、君の周りに風を起こすから」と妻に告げて旅立った夫。膨大な数のエピソードの中から69編をまとめた。
 エピソードの多くに通底するのは、末期がんの激痛が和らぎ、旅立つ者と見送る者が、残された時間を大切に共有する姿。江頭さんは「今では、眠り込んだりしなくてもきちんと痛みを抑えられる」と力を込める。緩和ケアは末期がん患者だけのものと思われがちだが、「抗がん剤治療や手術など積極的な治療を受けている人の症状を抑えられることを知ってほしい」とも。
 しかし本に収録されているのは、温かな内容だけではない。死を前に困惑するばかりの患者もいる。肉体的痛みを克服したうえでどう「心の痛み」に向き合うのか、江頭さんの試行錯誤は続く。
 黒木記念病院刊。A5判170ページ、800円。別府市内の公立小中高校などに寄贈するほか、同市と大分市の明林堂書店でも販売する。【祝部幹雄】

(兵庫)内部障害者ら支援しよう

2011年5月23日 提供:読売新聞
配慮に「感謝マーク」公募
 外見からは配慮が必要とわかりにくい心臓や腎臓などの機能に障害を抱える「内部障害者」や難病患者らに対する支援の輪を広げようと、県などは、患者が身につけて公共の優先スペースを利用しやすくする「譲りあい感謝マーク」を作る。デザインは公募で決め、今夏には活用を始める予定。普及すれば、全国にも広めていく考えだ。
(東礼奈)
 内部障害者や内臓疾患などに悩む患者の中には、電車の優先座席に座ったり、障害者用トイレを利用したりした際に陰口をたたかれるなど、つらい思いをした人が少なくない。生まれつき心臓機能に障害がある40歳代の女性は「障害者用の駐車スペースを使おうとして、とがめられたこともある」と涙ぐむ。
 内部障害者らを示すマークには、NPO法人「ハート・プラスの会」(名古屋市)が2003年に作成した「ハート・プラスマーク」があり、マークを表示する場所は徐々に増えている。ただ、内部障害者らに対する社会全体の理解は十分に浸透しているとは言えない状況という。
 そこで、内部障害者らが気兼ねなく優先スペースを利用し、周囲も支援しやすいきっかけとなるよう、県と県身体障害者福祉協会が独自にマークを作り、普及にも取り組むことにした。
 パーキンソン病を患う神戸市西区の山本信行さん(70)は「パーキンソン病は家に閉じこもると悪化するので、外に出ることが大切。公共の場で席を譲ってもらうなど応援してもらえると、励みになる」と期待する。
 デザインは、「互いに譲り合い、感謝するきっかけになるマーク」との趣旨を表現した未発表作に限定。ピンバッジやキーホルダーなどに利用することを前提に、3色以内で「ひょうご」の文字もいれるが、省略したり、変更したりしてもデザイン性を損なわないようにする。何点でも応募可。選考委で審査し、7月に入選作を公表する。最優秀賞1点には賞金10万円、優秀賞2点には記念品を贈る。
 電子データかA4用紙に作品をまとめ、住所、氏名、年齢、性別、職業、連絡先を明記し、県身体障害者福祉協会内の「みんなの声かけ運動推進会議事務局」(〒651・0062神戸市中央区坂口通2の1の1、078・242・4620、ファクス242・4260、Eメールhyoshinkyo_6yuzuriai@helen.ocn.ne.jp)に送る。締め切りは6月20日(消印有効)。

当事者視点で被災者支援 「足代わり」車いす寄贈

2011年5月23日 提供:共同通信社
 身体障害者や高齢者が被災地で不自由な生活をしなくて済むようにと、車いすの寄贈を続けるベンチャー企業が大阪市にある。社長の垣内俊哉(かきうち・としや)さん(22)は現役の大学生で、自身も車いす利用者。高齢者施設や病院に贈った約230台は、当事者の視点で使いやすさにこだわった特別仕様で、被災した障害者らの「足代わり」となっている。
 「小さくても長く続けられる支援を」と話す垣内さん。今後はバリアフリーに配慮した復興計画について、自治体への提言にも乗り出す。
 津波が襲った日、垣内さんの頭に思い浮かんだのは、移動に困る障害者らの姿だった。普段使っている車いすが流された人は少なくないはず。先天性の病気で自身も幼少期から乗っており、「人ごとではない」という思いに突き動かされた。
 翌朝、全国のメーカーに片っ端から電話をかけた。タイヤはがれきを踏んでもパンクせず、定期的に空気を入れる必要のないもの。褥瘡(じょくそう)(床ずれ)ができないようクッション付きに。現地での使い勝手にこだわった注文に、神戸市のメーカーが応じた。
 知人の学生らと街頭で募金を集める一方、100を超える特別養護老人ホームなどに聞き取り調査した。「津波で流された」「足りない」。寄贈先は日ごとに増えた。
 仙台市若林区の特別養護老人ホーム「杜の里」もその一つ。1階が水没し、水浸しになったものを使っていた。佐藤久義(さとう・ひさよし)施設長は「『車いすがほしい』とは言いづらかった。本当に助かっている」と話す。
 垣内さんの会社は、企業や大学のバリアフリー化に向けた調査や提案を行っている。寄贈を機に、宮城県南三陸町とは復興計画をめぐり5月23日に意見交換することになった。「力仕事はできないが、感性は役に立つ」。見落とされがちな障害者の視点で、被災地を支え続けたいと願う。

衛生面軽視と業界疑問視 「表面削るのは当然」

2011年5月23日 提供:共同通信社
 4人が死亡した集団食中毒事件は、焼き肉チェーン店「焼肉酒家(やきにくざかや)えびす」で出したユッケが原因とみられている。低価格を売りにする一方、菌が付きやすい生肉の表面を削る「トリミング」をしていなかった店側の実態が露呈。業界関係者からは運営会社「フーズ・フォーラス」(金沢市)の衛生管理態勢を疑問視する声も上がっている。
 フーズ社の説明では、ユッケ用に食肉卸業者「大和屋(やまとや)商店」(東京都板橋区)から入荷していたのは、500~600グラムに真空パックで小分けされた牛もも肉。店舗の冷蔵庫で保管し、客に提供する際は、アルコール消毒したまな板と包丁で約3ミリずつ切り分けていた。だがトリミングについてはマニュアル化せず、「既に卸業者がしていると思った」としている。
 全国焼肉協会(東京)によると、国内の焼き肉店は約2万店。専門家からは「消費者の口に入る直前の段階でトリミングすれば、食中毒の危険性は大きく下がる」(重茂克彦(おもえ・かつひこ)・岩手大教授)との指摘もあり、協会幹部は「2008年9月にユッケの製造マニュアルを作り、会員の約千店には生肉の表面を削り取るよう周知してきた」と話す。
 金沢市の中心部にある老舗焼き肉店。店長は「生肉で使うなら、念には念を入れて表面を削るのは当然だ」と強調する。「きちんとした知識を持たない従業員が肉を扱うことで食中毒の危険を招く可能性もあり、トリミングのマニュアル化は欠かせない」。
 ただ、業界内でトリミングが徹底されているかどうかについては「結局はそれぞれの店次第」と懐疑的な見方も。
 ユッケ用にする場合、生肉の表面を約5ミリ削っているという金沢市の別の焼き肉店経営者は「卸の段階で菌が付くことはないと思っている店舗も多く、どの程度きちんと行っているのか実情は分からない」と明かす。
 一方、フーズ社は280円という低価格でユッケを提供していたが、09年7月以降は、生肉や調理室などの細菌検査をしていなかったことも明らかになっている。
 関東を中心に約250店舗を展開する安楽亭(さいたま市)は、提供前に3回の細菌検査をしているといい、広報担当者は「衛生管理にかかるコストは大きく、280円でユッケを提供するのは無理」と首をかしげる。

アジア条虫症発生相次ぐ レバーの生食で感染 国内定着の可能性

2011年5月23日 提供:共同通信社
 これまで日本には分布しないと考えられていたサナダムシの一種「アジア条虫」に感染した患者が昨年6月以降、関東地方の1都5県で計15人確認された。この寄生虫は主に豚を中間宿主とし、幼虫が寄生した肝臓(レバー)を生食したり、加熱不十分な状態で食べたりすると感染する。患者はいずれも海外の流行地への渡航歴が無く、国内にアジア条虫が定着している可能性も出てきた。
 折しも、生の牛肉を使ったユッケを食べ、腸管出血性大腸菌O111に感染した集団食中毒事件が不安を広げている。専門家は「生肉にはさまざまな感染の危険が潜む。必ず加熱して食べるべきだ」と警鐘を鳴らす。
 ▽渡航歴なし
 昨年6月上旬、千葉県に住む男性(58)が、地元の医院からの紹介で都立墨東病院の感染症科を受診した。男性は中村ふくみ(なかむら・ふくみ)医長に「大便に白いきしめんのようなものが混ざり、最初は食べ物のかすだと思っていた。ある日、割り箸でつついたら動いた。驚いて医者にかかったら、無鉤(むこう)条虫か有鉤(ゆうこう)条虫の感染と診断された」と説明した。
 無鉤条虫も有鉤条虫もサナダムシの仲間で、それぞれ牛や豚の肉から感染する。日本人は海外で感染するケースがほとんどだが、男性はこの10年間、海外には行っていないという。中村さんは「たぶん無鉤条虫だろう」と思いながらも、引っかかるものを感じていた。
 治療では、駆虫剤のプラジカンテルと下剤を投与。数時間後、長さ1メートルほどの寄生虫が、便とともに排出された。中村さんは遺伝子検査で種類を特定するため、国立感染症研究所に寄生虫を送った。「その時は、アジア条虫だとは思いもしなかった」と振り返る。
 ▽全長6メートル
 同研究所寄生動物部の山崎浩(やまさき・ひろし)室長は、念のため検査を2度繰り返した。結果は2度ともアジア条虫。「驚いた。日本にアジア条虫はいないと認識していたから」。100例を超える自身のサナダムシ鑑定でも初めての経験だった。
 だが、驚きはまだ続いた。7月上旬、栃木県の独協医大から持ち込まれた寄生虫もアジア条虫と判明。その後も確認が相次ぎ、今年2月までに群馬、栃木、埼玉、東京、神奈川、千葉で計15人もの患者が見つかった。
 山崎さんによると、アジア条虫は韓国、中国、台湾、フィリピン、インドネシア、タイ、ベトナムに分布。幼虫は主に豚の肝臓に寄生し、レバー刺しなどを食べることで感染する。幼虫は人の小腸内で成長し、2~3カ月後に成虫となる。成虫の体は頭部と、それに連なる千個ほどの「片節(へんせつ)」から成り、全長3~6メートルに達することもある。片節は末端から次々にちぎれ、便と一緒に排出されたり、自力で肛門からはい出してきたりする。
 ▽不快感
 実は、アジア条虫に感染しても腹痛や下痢などの消化器症状は見られない。最大の健康被害は、毎日のように続く片節の排出や、時と場所を選ばずに片節がもぞもぞとはい出してくることによる不快感だという。
 片節にはぎっしりと卵が詰まっている。この卵を豚が経口摂取すると、肝臓で幼虫に成長し、再び人への感染源となる。
 患者の記憶が不明確なケースもあるが、15人の患者の大半が豚レバーを生食していた。患者に流行地への渡航歴が無いことや、短期間に限られた地域で患者が発生していることなどから、山崎さんは「関東地方のと畜場で食肉処理された国産豚が感染源となった可能性が高い」と指摘する。
 しかし、感染から発症までの期間が長いことなどが壁となり、原因食材は特定されていない。もしも養豚業者の周辺に、豚と人の間で感染が繰り返される環境が成立していたら、今後も新たな患者が現れる恐れがある。「発生動向を監視するとともに、肉やレバーの生食を避ける感染予防策を周知徹底する必要がある」と山崎さんは話している。(共同)

体外受精培養液に有害な化学物質…遺伝子に影響

2011年5月22日 提供:読売新聞
 不妊治療の体外受精で使われる培養液に、母親の血液の10-100倍の有害な化学物質が含まれることが、厚生労働省研究班の調査で分かった。
 毒性が確認されている濃度の1000分の1程度だが、マウスの細胞を使った実験では、この濃度以下でも遺伝子の働きに影響を与えることが確かめられた。研究代表の牧野恒久・有隣厚生会東部病院長(静岡県御殿場市)が27日、香港で開かれる生殖医療の国際学会で発表する。
 研究班は、受精卵や精子の保存などに使われる培養液60種類について、有害性が指摘されている化学物質の濃度を分析した。

15年度の高齢者経費27兆円 政府試算、消費税10%相当 年金、医療、介護で

2011年5月23日 提供:共同通信社
 政府が、社会保障と税の一体改革に関連し、国と地方を合わせた高齢者向けの年金、医療、介護の「高齢者3経費」の必要額は2015年度に27兆円程度に達し、消費税で全額を賄うと税率が10%程度になるとの試算をまとめたことが22日、分かった。23日に開く社会保障改革に関する集中検討会議で提示する。
 政府は試算を実施した背景を「社会保障給付に見合った安定財源確保が財政健全化の同時達成につながる」と明記、15年度までに消費税率を現在の5%から10%に引き上げる考えをにじませた。
 ただ、試算は現在の社会保障制度が続き、消費税収のうち地方に配分されている部分をすべて社会保障給付に充てることが前提。政府が検討している社会保障の機能強化に必要な負担は含まれておらず、消費税率を10%に引き上げても財源を全額補えない可能性がある。
 10年度(当初予算ベース)の国と地方を合わせた高齢者3経費は21兆5千億円。消費税収は12兆円で、不足額は9兆5千億円に上る。
 試算では、15年度の高齢者3経費は27兆円程度で、消費税収は13兆円程度。不足額は14兆円程度となる。20年度には経費が32兆円程度で、不足額は18兆円程度に上る見通し。
 政府は15年度に国と地方の基礎的財政収支の赤字を半減し、20年度には黒字にする財政健全化目標を掲げており、一体改革を財政再建につなげたい考えだ。
※高齢者3経費
 高齢者向けの年金、医療、介護に必要な経費。2011年度予算では、年金に10兆1420億円、高齢者医療に4兆8066億円、介護に2兆2037億円の計17兆1523億円が盛り込まれ、社会保障関係費全体の約6割を占めている。国の消費税収は高齢者3経費に充てるとされているが、消費税収では賄えず、11年度は10兆円程度が不足する見込み。

被災者3万人追跡調査へ 10年間、心身への影響把握 厚労省、専門医のケアも

2011年5月23日 提供:共同通信社
 厚生労働省は21日、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手、宮城、福島3県の被災者について、健康面や精神状態を長期間継続して把握するための追跡調査を実施することを決めた。対象は各県1万人、計3万人を想定、調査期間は10年とする方針。
 国立保健医療科学院や3県の地元大学の専門家、医師、看護師、保健師らによる研究班を6月にも設置する。
 被災体験そのものや、長期化する避難生活が心や体にもたらす影響、変化を調べ、災害時や災害後の医療や福祉の中長期的な対策の在り方を検討。ケアが必要な被災者は専門医を受診できるよう手配する。
 研究班メンバーとなる東北大大学院の辻一郎(つじ・いちろう)教授(公衆衛生学)は「被災地はもともと高齢化が進み、身寄りがいない人も多い。震災の影響で介護が必要になる人が急増する恐れもある。そうしたリスクをできるだけ減らし、地域で助け合う新たなモデルを考えていきたい」と話している。
 調査は各県の医師会や医療機関にも協力を依頼して実施。被災前後の居住場所や就労状況、生活実態を聞き取るほか、おおむね半年ごとに診察や血液検査などで生活不活発病や生活習慣病、感染症などを発症していないか把握。うつ病や心的外傷後ストレス障害(PTSD)の兆候がないか精神状態もチェックする。
 病気を発症したり、発症のリスクがある被災者には、治療できる専門医療機関を紹介。その後も回復状況を確認し、さらに支援が必要かどうか判断する。
 このほか、医療機関や特別養護老人ホームなどの被害実態を調査。災害派遣医療チーム(DMAT)や避難所に置かれた医療救護班、心のケアチームの活動も検証する。

CR容器 子どもの薬誤飲防止、試験導入 東京都、薬局で効果検証

2011年5月23日 提供:毎日新聞社
CR容器:子どもの薬誤飲防止、試験導入 都、薬局で効果検証 /東京
 ◇簡単には開かない工夫
 液体の薬を子どもが誤飲するのを防ごうと、都は子どもが開けにくい工夫がされた容器の普及、啓発を目指す。まずは夏以降、試験的に薬局で取り扱ってもらい効果を検証する予定だ。【田村彰子】
 試験的に導入されるのは、「チャイルドレジスタンス(CR)容器」。ふたを下に押しながら回したり、つまみながら回したりしないと開かない工夫がされている。都は都薬剤師会などと協力してモデル地域を設定し、薬局でCR容器を扱ってもらう。容器の代金は都が全額負担するという。
 都の10年7月の調査で、わが子が医薬品を誤飲したり、しそうになったりした経験がある0~6歳児の保護者は、2000人中493人に上ることが分かっている。有識者らで作る「都商品等安全対策協議会」は、同年10月から医薬品の誤飲防止対策の一つとして、甘みや香りで子どもが積極的に飲みたがるうえ、錠剤に比べて対策が取りやすいという液体の薬の容器について協議をしていた。
 協議会は、CR容器に関するアンケートを実施。約7割の保護者が容器の存在を知らなかったが、「必要を感じる」「やや必要を感じる」は9割に上った。都への提言では、容器の導入モデル調査の実施や積極的な利用促進を挙げた。
 都によると、薬局や病院で処方される液体の薬には、CR容器の普及が進んでいないという。コストが割高になるという問題もあるが、都の担当者は「社会全体で安全なものを選べる仕組みをつくっていければ」と話している。
〔都内版〕

放射線量の分布図、作成へ…原子力学会

2011年5月22日 提供:読売新聞
 日本原子力学会は21日、東京電力福島第一原子力発電所の事故について、放射性物質による大気中の線量率と土壌濃度の分布図を住民が十分に理解できる形で作成することなどを提言にまとめ、公表した。同学会は事故以降、〈1〉原子炉の被害状況〈2〉放射線の影響〈3〉汚染除去--の3分野で分析や提言を行っており、同日都内で開いた緊急シンポジウムで分野別に公表した。
 シンポではまず、放射線の影響について地表の砂を吸い込む形で被曝(ひばく)したり、汚染した海で被曝したりする場合の試算を独自に示し、いずれも低い値にとどまると説明。さらに政府や福島県のデータを基に線量分布図の試作版を作成したことを報告し、今後は詳細な分布図を住民が理解しやすい形で公開することにした。
 汚染除去については政府や東電の環境モニタリングポストを一元化し、土壌の入れ替えなどの除去方法を検討する。避難解除をする際には、政府が一方的に決めるのではなく住民も検討作業に参加させることなどを求めた。

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