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最新医療情報42

最新医療情報41

20120423~

心筋梗塞後の心不全、たんぱく質IL11で予防

読売新聞 5月17日(木) 配信
 心筋梗塞の治療後、発症が懸念される慢性心不全が、造血作用のあるたんぱく質「インターロイキン(IL)11」で予防できることが、大阪大薬学研究科(大阪府吹田市)の藤尾慈(やすし)教授らのグループによる動物実験でわかった。
 IL11は米国では別の病気の治療薬として承認されており、グループは今秋にも、研究と保険診療が併用できる高度医療の認定を国に申請。国内の病院数か所で、75歳以下の24人に実施を目指す。
 厚生労働省によると、心筋梗塞による死者は年間約4万人。心臓表面を取り囲むように走る冠動脈が詰まるため、その部分をステント(金属製の筒)で広げる治療が行われる。この治療後、血流を再開すると活性酸素が心筋から放出され、細胞が壊死(えし)する。このため、治療成功後に約2割の患者が心不全となって体力が大幅に低下。死に至る例もある。
 藤尾教授らは、IL11が、活性酸素の発生を抑えるなどの心筋保護作用も持つことに着目。心筋梗塞の治療後と同じ状態のイヌ6匹にIL11を注射すると、心筋細胞が壊死する範囲は、注射しなかった8匹の半分程度にとどまった。

ローヤルゼリーで内部被曝予防…岡山大チーム

読売新聞 5月18日(金) 配信
 ミツバチから採取した「ローヤルゼリー」に、放射線の内部被曝(ひばく)を予防する効果があることを、岡山大の榎本秀一教授(核薬学)らの研究チームが裏付けた。
 マウスを使った実験で放射性ヨウ素の多くが短時間で排出され、放射性ストロンチウムの排出も大幅に早くなったという。東北大で開かれる「日本栄養・食糧学会」で20日に発表する。
 ミツバチ産品製造販売会社「山田養蜂場」(岡山県鏡野町)との共同研究。ローヤルゼリーを1週間飲ませたグループと、飲ませなかったグループを比較した。2グループのマウスに微量の放射性ヨウ素や放射性ストロンチウムを投与して被曝状態にしたうえで、体内の複数の放射性物質を同時に観察できる特殊なカメラで解析した。
 その結果、飲ませたグループはヨウ素の体内の蓄積量が被曝後8時間で半分以下になった。ヨウ素がたまりやすい甲状腺では、飲ませたグループでヨウ素がほぼ消滅したという。ストロンチウムも約50%多く排出された。チームはローヤルゼリーの投与で体内の代謝が活性化し、体外に排出されたとみている。
 榎本教授は「ローヤルゼリーに放射性物質の排除を促す機能があることが示唆された」としており、被曝後のマウスに飲ませた場合の効果についても実験を進めている。

脳脊髄液減少症 「髄液漏れ」先進医療承認 ブラッドパッチ、健保適用へ一歩

毎日新聞社 5月18日(金) 配信
脳脊髄液減少症:「髄液漏れ」先進医療承認 ブラッドパッチ、健保適用へ一歩
 激しい頭痛を伴う脳脊髄(せきずい)液減少症で、厚生労働省の先進医療専門家会議は17日、日本医科大病院(東京)が申請していた治療法「ブラッドパッチ」を先進医療として承認することを決めた。これを受け、国の研究班(嘉山孝正代表)は、他の班員が所属する医療機関でも申請していくことにしている。ブラッドパッチの健康保険適用に向けて大きな一歩といえる。
 国によると、日本医科大病院では施設の審査を経て7月以降、ブラッドパッチ費用は患者負担だが、治療に伴う検査や入院などの諸費用には保険が適用される。患者団体「脳脊髄液減少症患者・家族支援協会」(和歌山市)では「一般的に1回の入院で20万~30万円かかる患者負担が10万円ほどに軽減されるのでは」とみている。
 07年度に発足した国の研究班は昨年、脳脊髄液減少症の主な原因である、「髄液の漏れ」をMRI(磁気共鳴画像化装置)などの画像で診断する基準をまとめ、日本脳神経外科学会や日本整形外科学会など関係学会の了承を得た。先進医療が適用されるのは、頭を上げていると頭痛が悪化することに加え、この診断基準に合致する患者が対象。研究班事務局の佐藤慎哉・山形大教授は「ブラッドパッチの有効性、安全性を評価するための土俵に乗ったと言える」と話した。有効性が認められれば、一般医療として治療の全てについて保険適用に道が開ける。
 患者・家族支援協会の中井宏代表は17日「保険適用を求めて約10年。一歩前進で感慨深い」と話した。
 ブラッドパッチは、患者自身の血液を採取して、漏れている場所に注射する治療法。漏れを止める効果があるとされる。【斎藤広子、渡辺暖】

美空ひばりさん患った難病の発症抑える物質特定

読売新聞 5月17日(木) 配信
 歌手の美空ひばりさんが患った難病「特発性肺線維症」の発症を抑える物質を、武田吉人・大阪大助教らの研究チームがマウスの実験で突き止めた。
 治療薬の開発につながる成果で、米医学誌に17日、発表する。
 特発性肺線維症は、肺でガス交換する肺胞の壁が炎症を起こして硬くなる病気。間質性肺炎の一種で、呼吸困難で、5年前後で死に至る。喫煙やウイルス感染、加齢などの原因が考えられているが、はっきりしない。有効な治療法はなく、国内の患者数は推定1万人以上。美空ひばりさんはこの病気が原因で、1989年に52歳で亡くなった。
 武田さんらは、肺の上皮細胞の表面にあり、細胞の形や機能を調節している「テトラスパニンCD151」というたんぱく質に着目。遺伝子操作で、このたんぱく質が作れないマウスを作ったところ、肺胞の上皮にコラーゲンが蓄積して硬くなり、特発性肺線維症と非常によく似た症状になった。実際に患者の肺を調べると10人中6人でこのたんぱく質の量が半分以下に減っていた。

大人4人に1人が高血圧 WHO、肥満も10%以上

共同通信社 5月17日(木) 配信
 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)が16日発表した2012年版の「世界保健統計」によると、世界の25歳以上の大人のうち、高血圧と診断される人口の割合は08年に男性が29・2%、女性が24・8%だった。WHOが高血圧の割合を統計化したのは初めて。世界全体で4人に1人が高血圧ということになる。
 日本は男性26・4%、女性16・7%で世界平均より低いが、心臓病などにつながる高血圧がまん延している実態が浮き彫りになった。
 20歳以上の大人のうち、肥満と診断される人口の割合は08年の世界平均で男性が10%、女性が14%。日本は男性5・5%、女性3・5%だった。
 慢性疾患による死者は08年、死者全体の6割以上に当たる3610万人。WHOは対策として、低中所得国では適切な医療の拡大を、高所得国では食事管理、適度な運動、禁煙をそれぞれ挙げている。
 統計では、高血圧は最大血圧が140以上、または最小血圧が90以上と定義。肥満に関しては体格指数(BMI)が30以上と定めている。

細胞移植の臨床試験を実施 脊髄損傷で神経再生、大阪

共同通信社 5月17日(木) 配信
 脊髄を損傷した患者の骨髄細胞の一部を、同じ患者の脊髄に移植し神経を再生させる治療の臨床試験1例目が、大阪市北区の北野病院で16日、実施された。
 病院によると、患者は数カ月前に交通事故により下半身まひとなった20代の男性。腰の骨から骨髄細胞を採取して「単核球」という種類の細胞を分離し、腰の骨と骨の隙間から脊髄に移植した。予定通り終了し、男性はほっとした様子だったという。
 単核球が損傷部に移動し、神経の再生を促すタンパク質などを分泌するとみられる。今後、半年間にわたり安全性や有効性を調べる。
 臨床試験の対象は、部分的な損傷で、損傷後3週間~1年の20~60歳の患者。2年間で10人の実施を計画している。

超音波で胎児治療 不要な血管ふさぐ 母子負担軽減、昭和大

共同通信社 5月14日(月) 配信
 子宮内の胎児の心臓から自分の体以外にも血液が送られ、心臓に負荷がかかる重い病気に対し、母親の腹の外から強い超音波を当てて不要な血管をふさぐ方法で治療することに成功したと、昭和大の岡井崇(おかい・たかし)教授(産婦人科)らのチームが14日、明らかにした。世界初という。
 従来は母親に全身麻酔をし、腹に刺した針に電流を流して血管をふさぐなどしていたが、流産や早産、感染症の危険があった。今回の方法は母子への負担が軽いという。岡井教授は「腫瘍のある胎児から患部を取り除くなど、さまざまなケースで応用が期待できる」と話している。
 治療したのは、一卵性双生児の片方にしか心臓がなく、一つの心臓が双方に血液を送る「無心体双胎」。心臓がない胎児は生存できず、健康な胎児も心臓がない胎児への血流を止めないと6割程度は心不全で死亡するとされる。
 岡井教授らは、通常の超音波検査で使う100万倍のエネルギーの超音波を直径約1ミリの範囲に集中的に当て、高熱を発生させる装置を開発。
 4~5月に、妊娠16週の女性(32)の腹の外から、心臓がない胎児のへそ付近にこの装置で超音波を当て、血流の停止を確認。健康な胎児は順調に成長しているという。
 この病気は、日本では年間約30例あると推定されている。

埋め込み型人工心臓へ一歩 磁気稼働の小型ポンプ開発

共同通信社 5月14日(月) 配信
 東北大は12日までに、石山和志(いしやま・かずし)教授(磁気工学)らの研究グループが、世界初となる完全埋め込み型の補助人工心臓の実現に向け、磁気で稼働させるワイヤレスの小型ポンプ開発に成功したと発表した。
 補助人工心臓は弱った心臓の血液循環のためのポンプ機能を補うもので、手術の際などに用いる。しかし駆動装置が大型で体内に埋め込めないため、患者は皮膚に穴を開け装置と体をチューブなどでつながねばならず、生活の障害になっている。このため装置の軽量化・小型化が課題だった。
 新たに開発された小型ポンプは単2形の乾電池程度の大きさにもかかわらず、毎分5リットル以上の流量と、人の心臓と同程度の能力を備えている。
 ポンプの内部に長さ約3センチ、直径約2センチの円筒状の特殊な磁石を用いているのが特徴。体内に埋め込んだ場合、皮膚の上から磁気を近づけるとポンプ内の磁石がスクリューのように回転、血液を体内に送り出す仕組み。ワイヤレスで動くため患者は身体にチューブやケーブルをつなぐ必要がなくなる。
 研究チームでは小型ポンプを用いた補助人工心臓を試作、ヤギ3頭を使った実験で動作に問題がないことを確認。今後も動物実験を続け、人の臨床応用につなげたいとしている。石山教授は「小型で構造がシンプルなので価格も抑えられる。早く実用化にこぎつけたい」と話している。

脳死提供で膵島移植実施へ 1型糖尿病患者対象に 今夏にも厚労省に申請

共同通信社 5月14日(月) 配信
 脳死者から提供された膵臓(すいぞう)から、血糖値を調整するホルモンのインスリンを分泌する「膵島(すいとう)」を取り出して糖尿病患者に移植する国内初の治療を、日本膵・膵島移植研究会(事務局・福島県立医大)が計画していることが12日、分かった。今夏にも、費用が一部保険適用される高度医療の申請を厚生労働省にする。
 膵島は膵臓の中にわずかにある組織で、薬剤でばらばらにして点滴で患者の体内に入れる。対象患者は、インスリンを分泌できない1型糖尿病で、特に低血糖で倒れる発作が多い人に限る。膵臓の移植は大手術となり、体の負担が大きすぎる患者にとって治療の選択肢が広がる。
 国内で膵島移植を希望する患者は約120人いるとされる。
 2010年の改正臓器移植法施行で、家族の承諾による脳死者からの臓器提供が急増し、膵臓も増加。だが提供者が肥満の場合、手術や移植後の経過にリスクがあり、移植を断念することもあったという。膵島移植ならその心配がなく、より多くの移植機会が望めることも背景にある。
 心臓死からの膵島移植は高度医療で認められており、6月から始まる。脳死提供でも認められれば、両方を合わせて2年間で約20人に実施する方針。実施施設は、東北大、福島県立医大、国立病院機構千葉東病院、京都大、大阪大、福岡大を予定している。
 日本では04年から07年に、18人に対して心臓死からの膵島移植が実施された。当時、膵島を取り出す薬剤に牛海綿状脳症(BSE)の感染の恐れが生じたため中断した。現在、薬剤は改善されたという。

アトピー ユズ油で退治 高知大でマウス実験、ヒスタミンの分泌抑制

毎日新聞社 5月11日(金) 配信
アトピー:ユズ油で退治 高知大でマウス実験、ヒスタミンの分泌抑制
 高知県産ユズの種を搾って取った油に、アトピー性皮膚炎のかゆみを引き起こす原因物質「ヒスタミン」の分泌を抑える効果があるとする研究成果を10日、高知大医学部の溝渕俊二教授(臨床看護学)らが発表した。12日から大阪国際会議場(大阪市北区)で始まる日本アレルギー学会春季臨床大会で報告する。
 アトピー性皮膚炎は、乾燥などで皮膚のバリアー機能が低下し、アレルギーを起こす原因(アレルゲン)が入り込んで炎症を引き起こす。表皮の下にある真皮の肥満細胞とアレルゲンが結びついてヒスタミンが分泌され、かゆみが生じる。
 溝渕教授らは、アトピー性皮膚炎のマウスの皮膚に、ユズ油やオリーブ油を塗ってヒスタミン量を測定。精製したユズ油を塗ったマウスの皮膚は、オリーブ油や未精製ユズ油を塗った皮膚より大幅にヒスタミン分泌量が少なかった。溝渕教授は「保湿性を保つだけでなく、油に含まれる何らかの成分がヒスタミンの分泌量を抑えたと考えられる。今年度中にも有効成分を特定したい」と話している。【倉沢仁志】

医療革新で日本再生 地域活性化策も論議 国家戦略会議

共同通信社 5月11日(金) 配信
 政府の国家戦略会議(議長・野田佳彦首相)は10日、官邸で会合を開いた。技術革新を通じた新産業創出など今後の成長戦略をめぐって議論し、革新的な医薬品や医療機器をつくり出す「医療イノベーション5カ年戦略」を日本再生の柱の一つに位置付ける方針を確認する見通しだ。
 菅直人前政権が2010年6月、今後10年間の経済運営指針として策定した「新成長戦略」を検証し、見直しを検討。政府が特定地域で規制緩和や税優遇を実施する「総合特区制度」など地域活性化策の経済効果についても論議する。
 政府側は、独立行政法人を通して大学と企業間のネットワークを構築し、有望な技術を積極的に取り入れて新薬開発を迅速化するのを柱とする5カ年戦略の中間報告骨子を提示。これを肉付けした上で、6月末をめどに取りまとめる「日本再生戦略(仮称)」に盛り込む方針だ。

子どもの被ばく指針作成へ 医療機器で米FDA

共同通信社 5月10日(木) 配信
 【ワシントン共同】米食品医薬品局(FDA)は9日、子どもがエックス線検査を受ける際の被ばく線量を減らすため、指針作りに乗り出すと発表した。
 大人に比べて子どもは放射線の悪影響を受けやすいとされる。だが米メディアによると、検査現場の機器は13歳以上を対象に設計されていることが多く、そのまま子どもに使えば、浴びる線量が多くなる恐れがある。
 指針案によると、FDAはエックス線やCT検査機器を製造する会社に対し、子どもの被ばく量を最小限にしつつ、有効な検査ができる線量を調べ、子ども用の設定として機器に組み入れることを求めていく。
 また、子どもが不要な検査を受けなくて済むように医師や親に向けた情報提供を強化する。
 ただ、FDAは「必要な画像診断による被ばくリスクは、正確な診断や診療行為による利益に比べると非常に小さい」として過剰な心配は不要との見方を示している。

体内時計が昼夜の尿量調節 おねしょや夜間頻尿治療も

共同通信社 5月2日(水) 配信
 ほぼ24時間でリズムを刻む体内時計が、ぼうこうにためられる尿の量を睡眠中は多く、起きている間は少なく調節していることを京都大などのチームがマウスで解明し、1日付の英オンライン科学誌ネイチャーコミュニケーションズに発表した。
 ヒトは排尿しやすい昼間はぼうこうが縮んで尿をあまりためないが、夜間は縮まず尿を多くため、睡眠を確保できるようにしているという。
 夜尿症(おねしょ)や夜間の頻尿はこのリズムが崩れるとされ、チームの兼松明弘(かねまつ・あきひろ)兵庫医科大准教授(泌尿器科学)は「これらの病気の治療につながるかもしれない」としている。
 チームは、ぼうこうを収縮しやすくさせるタンパク質を作る遺伝子「Cx43」と、体内時計との関係に着目。ぼうこうのCx43の量を調べると、就寝時間中は減ったが、活動時間中は増えた。
 Cx43の働きを抑えたマウスは通常のマウスよりも1回の排尿量が平均約2倍に増加。Cx43が就寝中に減ると、ぼうこうが縮みにくくなり尿が多くたまるとみられる。
 体内時計の遺伝子が働かないようにするとCx43の量の変動がなくなり、時計遺伝子がCx43の量、さらに尿量を調節していることが分かった。

人の細胞でウイルス増殖 鳥インフルの変異で

共同通信社 5月2日(水) 配信
 【ワシントン共同】毒性の強いH5N1型の鳥インフルエンザウイルスが、人の細胞内で増えるのに必要な遺伝子変異を、ドイツ・フライブルク大のチームが培養した細胞の実験で突き止め1日、英科学誌ネイチャーコミュニケーションズ電子版に発表した。
 チームによると、同誌編集部は論文掲載に先立ち、生物テロに悪用される危険性はないか、第三者による評価を実施したという。
 チームは「研究は患者から採取したウイルスの性質を調べたもの。感染力や毒性の強い新たなウイルスをつくったわけではない」と安全性を強調。人に感染しにくい同ウイルスで、どのような変異が起きれば感染力が増すか調べるのに役立つとしている。
 チームは、タイで感染し死亡した患者から採取したウイルスを利用。詳しく調べたところ、ウイルスの増殖にかかわる「核外輸送タンパク質」をつくる遺伝子に、変異が起きていた。この変異を取り除いたウイルスは、培養した人の細胞で増えなかったが、変異を加えたウイルスは活発に増殖した。
 H5N1型ウイルスの研究をめぐっては、日欧の研究者の論文に対して「テロに悪用される恐れがある」と米政府が干渉。世界的に研究の進め方や論文発表のあり方が議論になっている。

急性腎不全、原因たんぱく質発見 ハーバード大チーム、新治療に期待

毎日新聞社 4月30日(月) 配信
急性腎不全:原因たんぱく質発見 ハーバード大チーム、新治療に期待
 急性腎不全の発症にかかわるたんぱく質を、米ハーバード大の根来(ねごろ)秀行・客員教授(内科学)らのチームが発見し、米科学アカデミー紀要に発表した。急性腎不全の死亡率は約5割と高いが、人工透析などの対症療法しかない。このたんぱく質の働きを抑える薬を開発すれば、新たな治療につながると期待できる。
 急性腎不全は、ろ過した尿の元から水分やブドウ糖などを再吸収する腎臓の組織「尿細管」にある細胞同士の結合が血栓などがきっかけとなって壊され、発症することが知られている。だが、何が細胞をばらばらにさせているのかが不明で、新薬開発の妨げとなっていた。
 チームは、細胞表面にあって、細胞外からの信号を内部に伝えるスイッチ役のたんぱく質「Gα12」に着目。このたんぱく質が働くと、細胞同士の結合が壊れることを突き止めた。
 また、このたんぱく質の働きがいつも活発なマウスを人工的に作成。より細胞同士がばらばらになって、腎臓の機能が落ちていた。
 根来さんは「このたんぱく質の働きを抑え、急性腎不全を防ぐ創薬を目指したい」と話す。【河内敏康】

乳児で突然起きる心疾患 認知低く、注意呼び掛け

共同通信社 4月23日(月) 配信
 生後数カ月の乳児で、心臓の弁を支える筋が突然切れ、血液が逆流し心不全となる「乳児特発性僧帽弁腱索(けんさく)断裂」について、国立循環器病研究センター(大阪府)が実態調査し、臨床的な特徴などをまとめて20日、発表した。
 同センターによると、健康な乳児でも風邪のような症状から突然起こり、肺炎と診断されて手遅れとなっているケースもあるとみられる。小児科医の認知度も低く、注意を呼び掛けている。調査は世界初という。
 この病気は日本人に多く欧米での報告はほとんどない。同センターは全国の医療機関約340施設を調査し、1995~2010年で88人を確認。大半が初めは風邪の症状で病院にかかり、数時間から数日で顔面蒼白(そうはく)や重度の呼吸困難になるなど急速に悪化していた。6人が死亡、25人が人工弁を付ける手術を受けた。脳に障害が残った乳児もいるという。
 8割以上が生後4~6カ月の乳児で、春と夏の発症が多かった。この時期はウイルス性の心臓の感染症が多く、関連が疑われるという。免疫異常も原因の可能性がある。
 白石公(しらいし・いさお)小児循環器部長は「風邪気味の赤ちゃんが突然血の気がなくなりぐったりしたら、この病気かもしれない。小児科医は心臓を調べてほしい」とした。結果は福岡市で開催中の日本小児科学会で22日に発表する。

世界最小150g・恒久使用の人工心臓を開発

読売新聞 4月21日(土) 配信
 国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)などのグループが、重症心不全患者に対する治療として、恒久使用を目的にした補助人工心臓の開発に成功した。
 血液を送り出すスクリューをポンプ内に浮かせる型式で、血栓を作りにくいという。恒久使用を目的に開発されたポンプでは世界最小で、2年後の臨床試験を目指す。人工心臓の多くは移植までのつなぎ役だが、恒久使用が実現すれば、移植を諦めていた患者も救えるとしている。
 人工心臓のポンプの大きさは直径3センチ、長さ7・5センチ、重さ150グラムの円筒形。
 恒久使用を目的に日本で開発された「エバハート」の420グラムに比べ、重さは約3分の1になった。今回の人工心臓は、左心室と大動脈の間に人工血管でつないで腹部に埋め込まれ、衰弱した左心室の機能を助ける。
 ポンプ内のスクリューは電磁石の力で回転し、血流を作り出す。ポンプ内壁とも接しないことから「非接触型」と呼ばれる。部品を消耗させる摩擦をなくし、血栓ができにくいため、安全性と耐久性が高い。これまでは小型化が難しかった。

免疫の異常反応抑える物質、九大主幹教授ら発見

読売新聞 4月21日(土) 配信
 体内の免疫機構が自らの細胞や組織を攻撃する異常反応について、原因となるたんぱく質の働きを抑える有機化合物を、九州大生体防御医学研究所の福井宣規主幹教授(免疫遺伝学)らの研究チームが発見した。免疫の異常反応はリウマチや膠原(こうげん)病といった疾患や臓器移植の際に起きる臓器への拒絶反応の原因とされ、今回の発見は新薬開発につながる可能性があるという。
 20日付の米国科学雑誌「ケミストリー・アンド・バイオロジー」に掲載された。
 免疫の異常反応は、リンパ球内のたんぱく質「DOCK2」が「Rac」というたんぱく質を活性化させて起きるとされる。今回の研究では、人工的に作られた有機化合物1万種類を一つずつ「DOCK2」に結合。うち一つが「DOCK2」の働きを抑える働きを持っていることが分かり、「CPYPP」と名付けた。

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