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最新医療情報45

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20120705~

温まるとかゆい訳解明 アトピー性皮膚炎で大阪大

共同通信社 7月13日(金) 配信

 アトピー性皮膚炎が、温まるとかゆくなるのは特定のタンパク質によって皮膚の神経が増え、熱に敏感になるから―。こんな研究成果を大阪大や高知大のチームがまとめ12日、発表した。

 アトピー性皮膚炎は、全身のいろいろな場所に慢性的なかゆみを伴う湿疹などができる病気。入浴時など体が温まったときにかゆみを感じることも多い。

 室田浩之(むろた・ひろゆき)大阪大講師は「多くの患者がかゆみに困っており、日常生活に支障が出る人もいる。タンパク質の働きを詳しく調べれば、かゆみの仕組みの解明や治療ができるかもしれない」としている。

 チームは、アトピー性皮膚炎患者の患部に、皮膚の細胞がつくるタンパク質「アーテミン」が蓄積しているのを発見。2週間にわたり皮膚にアーテミンを注射したマウスは、38度の暖かい場所に置かれると、数分で全身を激しくかき始めた。注射しなかったマウスと比べ、かく時間が約6倍長かった。

 アーテミンの作用で末梢(まっしょう)神経の数が約3倍に増え、熱に敏感になることが、かゆみにつながっていた。遺伝子操作でアーテミンが働かないようにしたマウスは、熱に鈍感になった。

 成果は米科学誌電子版に掲載された。

※米科学誌はジャーナル・オブ・アレルギー・アンド・クリニカル・イムノロジー

血1滴で早期大腸がん診断 神戸大院グループ

読売新聞 7月13日(金) 配信

 神戸大は12日、同大学院医学研究科の吉田優准教授らの研究グループが、1滴の血液で大腸がんを早期に診断できる「バイオマーカー(生物学的指標)」を発見したと発表した。

 これまで使われている腫瘍マーカーなどは、初期の大腸がん患者への感度が低く、早い段階で正確に診断できなかった。研究グループでは「5年以内の実用化を目指したい」としている。

 バイオマーカーは、病気の発症や薬を飲んだ際、体内に現れる生物学的変化を定量的に把握するための指標。特定の病気や体の状態に相関して変化する量を測定し、治療の効果を確かめたり、疾患の予防などに活用したりする。

 研究グループでは、混ざり合った複数の成分を分離する高精度の質量分析装置を使い、大腸がん患者と健常者の各血液中の代謝物質「メタボローム」の解析を実施。大腸がん患者に多く見られる有機物など4種類のバイオマーカーを発見した。これに基づいて大腸がんの診断予測式を作成し、がんの有無の確率を見た。

 その結果、既存の腫瘍マーカーでは診断が困難だった切除可能な早期大腸がんでも、80%以上の確率で大腸がんと診断することができた。検査時間も、1-2時間かかっていたが、30分に短縮できるという。

 吉田准教授は「必要な代謝物の組み合わせにより、うつ病や糖尿病など様々な疾患の診断に応用できる可能性がある」としている。

膵がん細胞を狙い撃ち 札幌医大教授ら新治療法

共同通信社 7月13日(金) 配信

 フコースという糖を利用し、抗がん剤を健康な細胞ではなく、がん細胞を狙って届ける膵臓(すいぞう)がんの治療法を札幌医科大の加藤淳二(かとう・じゅんじ)教授(腫瘍内科)の研究グループが開発した。米オンライン科学誌プロスワンで12日発表した。

 グループによると、薬の量や副作用を減らせる。マウスを使った実験で効果を確かめた。今後臨床試験を進める。

 グループは、膵臓がんの細胞がフコースを活発に取り込むことに着目。抗がん剤を包むリポソームという脂質膜にフコースを結合させてマウスに投与し、がん細胞へ効果的に薬を運ぶことに成功した。

 がん細胞のフコースを取り込む性質から、胃がんや大腸がん、胆道がんなどの治療にも応用できるという。

 グループの滝本理修(たきもと・りしゅう)・札幌医科大講師は「がん細胞自身が積極的に抗がん剤を取り込む斬新な治療法だ」と話している。

風疹 東京都内で流行 1週間39人、08年以降最多に

毎日新聞社 7月13日(金) 配信

風疹:都内で流行 1週間39人、08年以降最多に /東京

 発疹や発熱の症状が出る風疹の患者が都内で急増している。2~8日の1週間で報告された新規患者は、08年に現行の統計を取り始めて以来最多の39人。昨年1年間の患者数(32人)より多く、都は手洗い、うがいなどの予防の徹底を呼び掛けている。

 風疹の原因はウイルスで、くしゃみやせきで飛沫(ひまつ)感染する。今年は全国的に流行し、国立感染症研究所の統計では今年1月~6月中旬の累計患者が393人で、過去最多だった昨年同期の1・8倍に達している。

 都福祉保健局によると、春は西日本を中心に流行していたが、都内も6月から患者が増え始めた。6月18~24日は10人、同25日~7月1日は14人の報告があり、翌週はその2・8倍に増えた。

 風疹ワクチンの定期接種は女性が77年、男性が95年から始まり、50歳以上の女性、30代後半以上の男性は予防接種を受けていない人が多い。都内で1月から今月8日までに報告があった112人のうち、30代男性は37人、40代男性は20人。高齢者は多くが免疫を持ち、患者は少ない。

 風疹が重症化することはまれだが、妊婦が感染すると胎児に白内障、心疾患、難聴などの先天障害が起こる恐れがある。

 都の担当者は「免疫を持たない若い世代は特に注意してほしい」と訴えている。【柳澤一男】

「8本の歯」で身元確認 岩手歯科医師会が新手法

共同通信社 7月12日(木) 配信

 岩手県歯科医師会は12日までに、東日本大震災後に歯型照合により多数の遺体の身元を確認した経験を基に、犬歯や臼歯といった特徴的な8本の歯の有無で遺体の身元を絞り込む新たなシステムを国内で初めて開発した。15日の日本法歯科医学会(東京)で発表する予定。

 表計算ソフトのエクセルを応用した独自の照合システムで、同歯科医師会は「将来の大災害に備え、この手法を広く紹介したい」としている。

 歯型照合による身元確認は日航ジャンボ機墜落事故(1985年)などで有効性を知られたが、日本には統一的な作業マニュアルや照合システムはなかった。

 同歯科医師会では震災後、1300遺体の歯型を照合。陸地よりも海中の温度が高く、腐敗で歯が抜け落ちた津波犠牲者も多かったうえ、生前のカルテは津波や火災で約7割が消失、作業は難航した。

 試行錯誤を繰り返すうちに、32本の歯のうち面積が比較的大きく、死後も抜けにくい上下左右の犬歯と第一大臼歯の計8本の重要性に着目した。

 歯の識別番号で犬歯が3番、臼歯が6番であることから「3・6(さぶろく)検索」と命名。この検索で対象者を絞り込み、着衣や人相から身元が特定できなかった約200人の犠牲者のうち、120人分について県警に情報提供した。

学会承認得ず、受精卵診断 新手法で19組出産 「流産回避」神戸の産科

共同通信社 7月12日(木) 配信

 不妊治療のため体外受精でつくった受精卵を子宮に戻す前に、着床するかどうかに関係する染色体の異常を精密に調べる新たな受精卵診断をし、19組が出産したと、不妊治療専門の産婦人科医院「大谷レディスクリニック」(神戸市中央区)が11日、発表した。流産率を下げるためと説明している。

 日本産科婦人科学会は、受精卵診断は命の選別につながる恐れもあるとして、対象となる病気を限定。ケースごとに学会に申請し、承認を受けるよう求めている。この医院は、そうした手続きをしておらず、議論を呼びそうだ。

 学会は同日「事実関係を確認中」とのコメントを出した。大谷徹郎(おおたに・てつお)院長は「着床前の受精卵は命とは言えず、命の選別には当たらない。学会の審査には時間もかかり、高齢出産に臨む患者は待たせられない」と話している。

 診断は、受精卵から細胞を取り出して検査するが、従来は23対(46本)ある染色体の一部しか調べていなかった。この医院は全ての染色体を検査できる「比較ゲノム(全遺伝情報)ハイブリダイゼーション法」を2011年2月から導入。がん治療などにも使われ、精度が高いとされる。

 同医院によると、対象は流産を繰り返したり、人工授精がうまくいかなかったりした夫婦。今年5月までに妻の年齢が25~45歳の129組の夫婦で新たな方法を使って検査し、異常がなかった70組で受精卵を子宮に戻した。うち50組(70%)が妊娠し、体外受精の一般的な妊娠率(25~40%)を大幅に上回ったとしている。

 大谷院長は、学会が指針で受精卵診断を規制しているのは違法として提訴し、08年に敗訴が確定した。

まず野菜、生活習慣病予防 血糖値の変動抑制

共同通信社 7月11日(水) 配信

 食事の時、最初に野菜から食べ始めることで、食後や一日の血糖値の変動を抑制できるとの研究成果を大阪府立大の今井佐恵子(いまい・さえこ)教授(臨床栄養学)がまとめ、10日発表した。

 大幅な血糖値の変動は、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などの生活習慣病につながるとされており、今井教授は「毎日の食事に少し気を付けるだけで、予防が可能。生野菜のほか、調理した野菜でも効果は期待できる」と話している。

 京都市内の生活習慣病専門クリニックとの共同研究。今井教授によると、糖尿病患者とそうでない人の計40人を対象に、先に野菜を食べ炭水化物を食べた場合と、その逆の場合で血糖値を計測。

 野菜を先にした方が、一日の血糖値の変動がいずれも4割程度抑制され、食後の血糖値の上昇も抑えられた。

 野菜の食物繊維が、血糖値を上げる糖質を含むご飯などの食べ物の消化吸収速度を遅くすることなどが理由と考えられるという。

 6月に米国糖尿病学会で報告しており、今後、詳細な論文を発表予定。

がん悪性化の仕組み解明

読売新聞 7月10日(火) 配信

 がん治療を長く続けていると、抗がん剤や放射線が効かなくなるなど、がん細胞が「悪性化」するメカニズムを、東北大の本橋ほづみ准教授(生化学)らのグループが解明し、米科学誌「キャンサー・セル」10日号に発表した。悪性化を進行させる物質を標的とした、新たな抗がん剤の開発につながると期待される。

 正常な細胞は、炎症や毒物などのストレスにさらされると、たんぱく質の一種「NRF2」が核内に入り込み、ストレスから自己防御する。がん細胞にも、この仕組みがあり、抗がん剤や放射線治療からがん細胞自身を守っている。本橋准教授らは、肺がん細胞を使い、NRF2にはブドウ糖や特定のアミノ酸の代謝を活性化し、細胞増殖を促す働きがあることを突き止めた。また、がん細胞が治療などでストレスにさらされた際、NRF2が働き、細胞を増やす材料を作り出すことも分かった。

甲状腺被ばく最大42ミリシーベルト 放医研、福島の子ども推計

共同通信社 7月11日(水) 配信

 東京電力福島第1原発事故による原発周辺の子どもの甲状腺被ばく線量は、最大で42ミリシーベルト、平均で12ミリシーベルトとする推計結果を、放射線医学総合研究所(放医研)の研究チームがまとめたことが11日分かった。甲状腺がんを防ぐための安定ヨウ素剤の服用基準は国際的に50ミリシーベルトとされ、今回の推計はこれを下回った。

 放医研の鈴木敏和(すずき・としかず)緊急被ばく医療研究センター室長らのチームは、政府が事故直後の昨年3月下旬に福島県いわき市と川俣町、飯舘村で、0~15歳の子どもを対象に実施した甲状腺被ばくの検査結果のうち、信頼性の高い1080人分を分析。1時間当たりの実測値から一生の間に受ける被ばく線量を最も大きくなる条件で計算した。

 現在、安定ヨウ素剤の服用基準は100ミリシーベルトだが、国際原子力機関(IAEA)は50ミリシーベルトを基準としており、政府は国際基準に合わせた見直し作業を進めている。推計結果は最大の42ミリシーベルトでもこれを下回った。

 政府は、簡易検査で約45%の子どもからわずかな被ばく線量が計測されたとして、8月に測定値を保護者に通知。検査では小さすぎる値を測れない検出限界があることを踏まえて「測定値がゼロでも被ばくしていないとは言えない」などと説明していた。

謎の病気は手足口病か カンボジア

共同通信社 7月10日(火) 配信
 【プノンペン共同】カンボジア保健省と世界保健機関(WHO)は9日までに、同国で今年4月以降に子どもの死者が相次いでいる原因不明の病気について、多くの患者から手足口病の原因となるエンテロウイルス71型(EV71)が検出されたと発表した。
 デング熱の病原体やブタ連鎖球菌が検出された例も一部にあり、調査を続けているという。
 また死者数については、入院した子ども59人のうち52人が死亡したとの最新集計を明らかにした。当初は子ども61人が死亡したと発表していた。

がん 新検査手法開発 国立がん研究センターと理化学研究所チーム

毎日新聞社 7月10日(火) 配信
がん:新検査手法開発--国立がん研究センターと理化学研究所チーム
 陽電子放射断層撮影装置(PET)を使い、乳がん患者の体を傷つけずに抗がん剤の効果などを調べる手法を、国立がん研究センターと理化学研究所のチームが開発した。これまでの診断は患部に針を刺してがん組織を採取するのが一般的だった。早期発見や患者の負担軽減が期待できるという。
 PETは、放射性物質を含む薬剤を注射して薬剤が腫瘍に集まる様子からがんの位置を特定するが、がんの種類や悪性度の判別がつかない課題がある。
 チームは、細胞の増殖にかかわる遺伝子「HER2」が変異し、転移や再発率の高いタイプの乳がんに注目。このタイプに効果のある抗がん剤に、銅の放射性同位体を組み込む技術を開発し、患者14人に投与して検査した。その結果、いずれの患者でも最初にがんが起こった場所を特定することに成功した。また、肺へ転移している患者では転移場所が特定でき、抗がん剤の治療効果も確認できたという。
 同センターによると、最新データのある05年で女性に最も多いがんは乳がんの5万695例、次いで胃がんの3万7035例。生涯で乳がんにかかる女性は16人に1人に上る。患者は30代から増え、早期の検診が求められる。
 銅の放射性同位体を組み込む技術は他の抗がん剤への応用も可能という。同センター中央病院の藤原康弘副院長は「早期の実用化を目指したい」と話す。【神保圭作】

肝細胞がん、特定酵素で早期発見…検査法を開発

読売新聞 7月9日(月) 配信
 肝臓がんの約9割を占める肝細胞がん患者の血液で、特定の酵素の働きが強まっていることを東京大学病院の池田均准教授(臨床検査医学)らのチームが発見した。
 この酵素を使った検査では、特に小さながんで従来法より有効性が確認できており、早期発見につながる成果だ。欧州肝臓学会誌8月号に発表する。
 池田准教授らは、代謝などに関わる酵素「ミトコンドリア型クレアチンキナーゼ」に注目。この酵素を用いた検査法を開発し、同病院を受診した肝硬変患者のうち、肝細胞がんを発症した147人と発症していない92人を調べた。その結果、肝細胞がん患者は、未発症患者に比べ、この酵素の働きが約2倍に上昇していた。
 この検査法は、がん患者から正しくがんを検出する確率(感度)が約60%で、がんが作るたんぱく質を測る従来法(40-50%)より良かった。特に2センチ以下のがんでは、従来法が20-45%に落ちるのに対し、この検査法ではほとんど変わらなかった。

iPS細胞で免疫疾患再現 京大、治療法開発に期待

共同通信社 7月10日(火) 配信
 京都大iPS細胞研究所、東京大、千葉大のチームは10日、希少な免疫疾患の患者の皮膚細胞から作った人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使い、特定のタンパク質が過剰に作られる病状を再現することに成功したと明らかにした。
 この免疫疾患は、免疫細胞の遺伝子の変異が原因で、激しい炎症を繰り返して脳や臓器が損傷する「慢性乳児神経皮膚関節(CINCA)症候群」。国内では約50人の患者が確認されている。
 チームの斎藤潤(さいとう・めぐむ)京大准教授は「CINCA症候群は、慢性的な炎症のある痛風やアルツハイマー病と原因遺伝子が共通しており、これらの治療法開発にも役立つと期待される」としている。
 この疾患は、炎症を起こすタンパク質「インターロイキン1(IL1)ベータ」が作られるのを制御する免疫細胞の遺伝子に変異があると、IL1ベータが過剰に作られる。ただ、異常のある細胞とないものを分けて取り出すのが難しいため、発症メカニズムの研究は難しい。
 チームは患者2人の皮膚細胞から、遺伝子変異のあるiPS細胞と、変異のないiPS細胞を作製。免疫細胞に分化させて調べたところ形状などに異常はなかったが、変異のある細胞だけが、IL1ベータを出した。薬剤で、IL1ベータが作られるのを抑えられた。
 成果は米科学誌ブラッド電子版に発表した。

NASAの「ヒ素で生きる細菌」否定する論文

読売新聞 7月10日(火) 配信
 【ワシントン=中島達雄】米航空宇宙局(NASA)などが2010年に、猛毒のヒ素を利用して生きる細菌を見つけたと発表したことに対し、米科学誌サイエンス(電子版)は8日、これを否定する論文2本を掲載した。
 NASAや米地質調査所などの研究チームは10年12月、カリフォルニア州のモノ湖で見つけた細菌が、酸素や炭素など生命に必須な6元素のうち、リンの代わりにヒ素を使って生きていると発表。地球とは異なる環境でも生きられることから、地球外生命が存在する可能性が高まったとして注目された。
 しかし、米国やスイスなどの2つの研究チームが同じ細菌で実験を繰り返したところ、ヒ素がたくさんあっても、リンがなければ成長が止まることがわかったという。研究者らは「あらゆる生命において、基本的な生命維持の仕組みは共通している」と結論づけた。

低炭水化物ダイエットご用心…発症リスク高まる

読売新聞 7月8日(日) 配信
 炭水化物を制限する食事を長期間続けると、心筋梗塞や脳卒中になる危険性が高まるとの研究を、ハーバード大などのグループが英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」に発表した。
 炭水化物を減らすダイエットが日本でも広まっているが、慎重に取り組む必要がありそうだ。
 同研究グループは1991-92年、スウェーデンの30-49歳の女性4万3396人の食生活を調査し、その後平均約16年間、心筋梗塞や脳卒中などの発症を追跡調査した。
 1270例の発症例を、炭水化物とたんぱく質の摂取量によって10段階に分けて分析。炭水化物の摂取量が1段階減り、たんぱく質の摂取量が1段階増えるごとに、それぞれ発症の危険が4%ずつ増えた。一般的に炭水化物を制限する食事では高たんぱく質になる傾向がある。低炭水化物・高たんぱく質のグループでは、そうでないグループに比べて危険性が最大1・6倍高まった。

ヘルパンギーナ患者が増加 宮崎県、流行警報を発令

毎日新聞社 7月6日(金) 配信
ヘルパンギーナ:感染症、患者が増加 県、流行警報を発令 /宮崎
 乳幼児を中心に広がるウイルス感染症で夏風邪の一種「ヘルパンギーナ」の患者が増加しているとして、県は5日、流行警報を出した。
 ヘルパンギーナの感染者は4歳以下がほとんど。38度以上の急な発熱や口内に水疱(すいほう)などの症状が出て、まれに髄膜炎を併発する。県健康増進課によると、36の小児科定点医療機関が報告した6月25日~7月1日の患者数は285人で、定点あたりの報告数は7・92と、警報基準値(6)を超えたという。例年7月に感染のピークを迎え、今後の流行継続も予想されるため、同課は、手洗いうがいの励行を呼びかけている。【百武信幸】

東京・ぜんそく医療費助成、患者9割「継続を」 来年8月見直し控え

毎日新聞社 7月7日(土) 配信
ぜんそく:医療費助成、患者9割「継続を」 来年8月見直し控え /東京
 都が08年8月から始めたぜんそく患者への医療費助成について、患者の9割以上が制度の見直し時期に当たる来年8月以降も継続を希望していることが、東京保険医協会の患者アンケートで分かった。この制度は東京大気汚染訴訟の和解条項に基づき創設され、原告側弁護団は都や国に継続・拡充を求めている。【佐々木洋】
 助成対象は、都内に1年以上住所がある非喫煙者のぜんそく患者。訴訟で被告になった都、国、自動車メーカー、首都高速道路会社の負担で、保険診療の自己負担分がゼロになる。1~4月に実施したアンケートには、同協会の会員医療機関に通院する患者1656人が回答。それによると、患者が本来かかる医療費の自己負担は平均約6000円で、92%が助成の継続を望んでいた。無料化によって十分な治療が受けられたことで「症状が改善した気がする」と答えた人は過半数の53%に達した。一方で、来年に見直しがあることを93%が知らなかった。
 弁護団副団長の西村隆雄弁護士は「助成が打ち切られると受診を控え、症状を悪化させる恐れがある。適切な受診は長い目で見れば医療費抑制につながるはずで、助成を続けるべきだ」と訴えている。

硫化水素が細胞老化を抑制 熊本大など解明

共同通信社 7月5日(木) 配信
 熊本大大学院生命科学研究部の赤池孝章(あかいけ・たかあき)教授は4日、九州大などとの共同研究で、活性酸素が心不全を引き起こす仕組みと硫化水素が心筋細胞の老化を抑制することを解明したと発表した。
 以前から心筋梗塞を起こした心臓で活性酸素が多量につくられ、心不全を引き起こすことは知られていた。赤池教授らは、活性酸素の代謝過程で生じる「親電子物質」と特定のタンパク質が反応し、心筋細胞を老化させて心不全が起きることを突き止めた。
 さらに心臓にはほとんど存在しない2種類の酵素が硫化水素を体内で生成することや、硫化水素が親電子物質を分解することを発見。硫化水素を心筋梗塞のマウスに投与したところ、心機能が著しく改善したことから、硫化水素が親電子物質を分解することで心筋細胞の老化を抑制することを確認した。
 今後は硫化水素と同じ働きをする毒性のない物質をつくる研究を続け、心不全の新しい治療法開発を目指すという。
 研究は米科学誌ネーチャーケミカルバイオロジー電子版に発表した。

太っているだけで肝炎に 横浜市立大などが解明

共同通信社 7月5日(木) 配信
 横浜市立大や大阪大などの研究チームは4日、飲酒しなくても発症する非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)について、太っている人の肝臓が腸内細菌に過敏に反応することで肝炎を発症するメカニズムを初めて突き止めたと発表した。
 研究チームによると、NASH患者はメタボリック症候群に該当する人を中心に全国で200万人以上に上るが、原因などが分からず、有効な治療法がなかった。今回の研究成果で、治療薬開発などが進みそうだ。
 研究チームは、肥満になると脂肪細胞から多量に分泌される食欲抑制ホルモンのレプチンの影響で、肝臓が血液中の腸内細菌毒素リポポリサッカライド(LPS)に過敏に反応し、肝炎を発症することをマウスの実験で確認したという。
 チーム長の中島淳(なかじま・あつし)横浜市立大教授(消化器内科)は「花粉症患者のように肥満者が細菌に過敏反応することが分かった。治療法や診断法の開発に役立てたい」と話している。
 論文は4日付米科学誌セル・メタボリズムオンライン版にも掲載した。
※非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)
 酒を多く飲まなくても肝臓に中性脂肪がたまる非アルコール性脂肪肝(NAFLD)が進行して炎症を起こす病気。重症化すると肝硬変や肝臓がんに進行する。1990年代以降急激に増え、全国で1千万人以上とされるNAFLD患者の1~2割がNASHを患う。糖尿病や肥満、高血圧の患者が併発するケースが多い。

カンボジアで謎の病気 子ども61人死亡

共同通信社 7月5日(木) 配信
 【プノンペン共同】カンボジア保健省と世界保健機関(WHO)は4日、同国で原因不明の病気により、今年4月以降に子ども61人が死亡したと発表した。同省がWHOなどと協力して詳しく調べている。近隣諸国にも通達したという。
 この病気は高熱に呼吸器や神経系の異常などを伴い、急速に呼吸機能が低下する。入院した子ども62人のうち61人が死亡した。
 症例の多くは同国南部でみられるが、特定地域に集中はしていないという。

医療や教育、支援の枠外 「人道に反する」 「新しい在留管理制度」

共同通信社 7月4日(水) 配信
 新たな在留外国人管理制度が始まると、市区町村が不法滞在者の所在を把握する手段は少なくなる。自治体による支援の枠外に置かれる形となり、子どもの教育や医療など最低限の行政サービスすら受けられなくなる恐れがある。
 法務省入国管理局は「不法滞在者が住みづらい社会にするのも制度の狙い。自然と出頭が促される」と説明するが「人道に反する」と批判の声も上がっている。
 市区町村はこれまで、オーバーステイなどで在留資格がない外国人にも外国人登録証明書を交付。住所や生年月日などが記載された登録原票に基づき、予防接種や健康診断、小学校入学の案内などを送付。不法滞在者であっても必要な支援は受けることができた。
 ところが新制度の導入に合わせ、入管は情報を一元管理するため登録原票を市区町村から回収。コピーを残すかどうかは自治体によって対応が分かれ、残さなかった場合、不法滞在者は「社会から消えた存在」となる。
 ブラジル人労働者が多い浜松市で住民登録を担当する市民生活課の職員は「保管している不法滞在者の情報を残すかどうかは、それぞれの部署で判断する。今後は市全体として把握しようがない」と話す。
 入管は、不法滞在であっても家族の事情などを理由に仮放免が認められた外国人については住所を自治体に伝える方針だが、どこまで支援するかは自治体の裁量だ。
 中国人が多く住む長野県飯田市で外国人支援を担当する職員は「統一的な指針がなく、丸投げされてもどう対応すればいいのか分からない」とこぼす。
 難民申請が認められず、仮放免中のスリランカ人キリンダ・リヤナアラッチさん(39)は「子どもが学校に行けるのかどうかが一番心配」と不安を漏らし「仮放免中の仲間は同じ悩みを抱えている」と明かした。
 外国人の支援活動を続ける茨城県つくば市の田中喜美子(たなか・きみこ)さん(59)は「援助をやめて罪のない子どもの未来を閉ざしてはいけない」と訴える。

性感染症 正しく予防を 口も感染経路に 気づかず重症化も 専門家が実態調査

毎日新聞社 7月2日(月) 配信
性感染症:正しく予防を 口も感染経路に 気づかず重症化も 専門家が実態調査
 10~20代の多くはオーラルセックスの経験があるが、感染症予防のため必ずコンドームを使う人はわずか5%――。先月発表された「日本人の性意識・性行動に関する調査」から、性感染症に無防備な若者像が浮き彫りになった。口で性器を刺激するオーラルセックスは、クラミジア感染症などの温床とされ、専門家は感染拡大に危機感を募らせている。性感染症の実態と予防法について考えた。【小川節子】
 同調査は昨年12月、厚生労働省の補助事業の一環で実施。15~69歳の男女を対象にインターネットで調査し、8700人から回答を得た。約9割の人にセックス経験があり、10代では女性が26%と、男性の19%を上回った。過去1年間のオーラルセックスでは「毎回」と「時々」を合わせ、全体の半数近くが経験。特に多かったのは10代(男性75%、女性65%)や20代(男性58%、女性66%)の若い世代だった。
 一方、オーラルセックスでコンドームを使うかを尋ねたところ、「必ず使う」はわずか5%だった。調査にあたった日本家族計画協会専務理事の北村邦夫さんは「アダルトビデオや漫画などでオーラルセックスが当たり前のように描かれている。口は構造的にも『第2の性器』といわれており、クラミジア、淋菌(りんきん)などの主要な感染経路になっている」と警告する。
 北村さんが診察した高校2年のカップルは初体験同士。性交後、女子生徒はおりものが増えたため受診したところクラミジアが見つかり、同様に男子生徒からも見つかった。男子は以前付き合っていた彼女とオーラルセックスをしており、その際に感染した疑いがあると分かった。
 若者はコンドームを避妊目的と考え、オーラルセックスでは不要と考えがち。家庭や学校でも、オーラルセックスと性感染症に関する正しい情報が伝わっていないと、北村さんは指摘する。
      *
 性感染症の患者数は正確には把握されておらず、厚労省は法令に基づく定点医療機関から報告を求めている。クラミジアや淋菌の感染報告は10年前の半数程度に減っているが、潜在的には多くの感染者がいるとみられ、特にクラミジア感染者は推計100万人近いともされている。
 30年前から、川崎市の繁華街で性感染症専門クリニック「宮本町中央診療所」を開く尾上泰彦院長は「フェラチオを行う性風俗店の増加とともに、咽頭(いんとう)を介して性感染症にかかる人が増えている」と警鐘を鳴らす。
 同クリニックでは08年、女性169人(うち162人が性風俗店従事者)と男性81人に性感染症の検査をした。性器検査では「淋菌」は男性48%、女性8%、「クラミジア」は男性16%、女性34%から見つかった。咽頭検査では「淋菌」は男性22%、女性17%、「クラミジア」は男性2%、女性15%が陽性だった。性器に淋菌などを持つ人の3割近くは、のどにも菌を持っていた。また問診から、男性の8~9割は性風俗のサービスを受けたことが感染源になっていたという。
 尾上さんによると、特に淋菌は口から感染しやすい。ほとんど症状も出ないため気付かず、パートナーに感染させてしまうことが多い。クラミジアは性器感染が中心だが、口からも感染する。男性の半数に症状が出るが、女性は8割は症状が出ない。放置しておくと子宮頸管(けいかん)炎から卵管炎になることがあり、男性は尿道炎になることが多いという。
 「口なら大丈夫だと安易に考えている人が多いが、そんなことはない。信頼関係を築いているパートナーとセックスすることが大前提。その上で、性感染症予防のためにコンドームを使ってほしい」と尾上さんはアドバイスする。
 性感染症で性器に炎症が出ると、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)への感染リスクも高まる。不特定多数の人とセックスした場合は、早期に検査した方がいい。また新しいパートナーができた時、結婚、妊娠時などにきちんと検査し、安全を確かめることが大切だ。
 ◇クラミジアの母子感染 新生児が肺炎や結膜炎に
 女性がクラミジアに気付いていないと、出産時に子供が感染してしまうことがある。若葉こどもクリニック(埼玉県鶴ケ島市)の山崎勉院長は「クラミジアによる新生児の結膜炎や肺炎は珍しくない」と話す。
 母親がクラミジアに感染していると、新生児の半数以上が産道を通る際に気道に感染し、一部に症状が出るという。結膜炎は生後1~2週間で、肺炎は3カ月以内に発症。肺炎になる乳児の多くは結膜炎や鼻炎も起こしている。子供の受診を機に自分の感染を知る母親も珍しくないという。
 新生児の感染を抑えるには、出産までに夫妻ともに治療を完了することが大切。山崎院長は「妊婦健診時にクラミジア検査を導入してほしい」と訴えている。【田村佳子】

哺乳類の体毛は免疫スイッチ…マウスで証明

読売新聞 7月3日(火) 配信
 哺乳類の体毛は、外から入ってきた細菌やウイルスから身を守る「免疫」のスイッチを入れる役割を担っていることが、慶応大学医学部の永尾圭介講師と天谷雅行教授(皮膚科学)らによるマウスを使った実験で分かった。
 科学誌ネイチャー・イムノロジー電子版に発表した。
 研究チームは皮膚に貼ったテープをはがす方法で、マウスの毛に外部から刺激を与え、変化を調べた。その結果、刺激を与えた約1時間後から、毛を作る組織「毛嚢(もうのう)」の周りに白血球が集まり、毛嚢の中には、白血球を呼び寄せる免疫物質ができていた。

感染症防止 光で免疫活発化 耐性菌対策に道 防衛医大

毎日新聞社 7月2日(月) 配信
感染症防止:光で免疫活発化 耐性菌対策に道--防衛医大
 光を当てて体の免疫を高め、細菌による感染症を防ぐことに、防衛医科大や米マサチューセッツ総合病院のチームがマウスで成功した。人で実用化できれば高齢者の感染症防止に役立つという。
 けがや手術後は感染症にかかりやすく、骨や関節では抗生物質が届きにくいため細菌が増殖しやすい。チームは、光を当てるとがん細胞や細菌を攻撃する「活性酸素」を発生させる薬剤を使った手法に注目。光の強さや薬剤の濃度を工夫すると、光を当てた周囲で細菌を死滅させる白血球の一種「好中球」が活発化することを発見した。
 実験で、抗生物質が効かないことで問題になっているMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)を、マウスのひざ関節に感染させて試すと死滅が確認できた。光を当てて処置した後に、ひざ関節にMRSAを入れても感染を防ぐことができた。【神保圭作】

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